ジョウノハンター（1999年生、母ジョウノエンジェル）

ジョウノハンター（1999年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時14歳）と交配したジョウノエンジェルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地3戦0勝2着2回、地方39戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年のホワイトマズル賞(一般B3-1)。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月23日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

4月14日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったケイアイギャラリーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハコダテジンジンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2003年）

4月10日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、川向特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月22日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、羊ヶ丘特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、平岸特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、芽室メークイン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカムロギシンワに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月1日、中2週で迎えた10戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、沙流川特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、富川特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクオールムサシから1馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、北海道レーシングセンター特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2004年）

4月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、マイネルラヴ賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、タヤスツヨシ賞（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、アドマイヤボス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。5着を確保した。

6月2日、中1週で迎えた16戦目は、ゼンノエルシド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、アドマイヤコジーン賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のリブロードキャストに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、カペラ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタアイランドに7馬身の差をつけて3勝目を収める

7月15日、中1週で迎えた19戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウィンメッセージに5馬身の差をつけて制した。

8月4日、中2週で迎えた20戦目は、アグネスフライト賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島洋人騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミステリアスアートから1馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた21戦目は、アリオト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた22戦目は、オリオン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた23戦目は、レグルス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、三石町農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルユウシから半馬身差の2着となった。

10月27日、中1週で迎えた25戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた26戦目は、門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（14戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2005年）

4月27日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、ホワイトマズル賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のモエギノキングをクビ差振り切って休み明け初戦を物にした。

5月12日、中1週で迎えた28戦目は、ムタファーウエク賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバンバンイケを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中1週で迎えた29戦目は、ゼンノエルシド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

7月20日、中7週で迎えた30戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた31戦目は、ダージー賞（旭川ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦のえぞ松特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡島玉一騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた33戦目は、日高生産連特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡島玉一騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた34戦目は、スターオブコジーン賞（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡島玉一騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月27日、中1週で迎えた35戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡島玉一騎手（8戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（2006年）

1月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

1月30日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた37戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガルチサンダーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月4日、中4週で迎えた38戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口義史騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた39戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原口義史騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた40戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月21日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコニヤを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた42戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。