リュミエール（2018年生、母ピュアダイヤモンド）

リュミエール（2018年3月27日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「光（仏）」。毛色は芦毛。種牡馬のクリエイターⅡ（当時5歳）と交配したピュアダイヤモンドが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。2020年のウィナーズチャレンジ11で3着に入った他、2020年の日高町「門別ししゃも祭り」特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

5月14日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るサラコナンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンの「rapora」賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ1（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月10日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、2歳オープンのホクレン「てんさい糖」特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンの日高町「門別ししゃも祭り」特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ11（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのトパーズ特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3歳（2021年）

4月14日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳戦の牡羊座特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（8戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、オタクインパクトに半馬身交わされて2着となった。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の牡牛座賞（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテイクアターンに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月27日、中3週で迎えた12戦目は、BeaJockey特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアーススカイに約13馬身の大差をつけて勝利をモノにする

6月29日、中4週で迎えた13戦目は、雪印種苗BFMP特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（11戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた14戦目は、JAバンクよりぞう特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、グリントビートに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中5週で迎えた15戦目は、日高軽種馬青年部連合会特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（13戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルシスネロスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、伊藤忠エネクスHL北海道特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクラウォーに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月19日、中3週で迎えた17戦目は、さまに地場産フェア特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（15戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のスピルアウトに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、イーストスタッド特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るグリントビートを驚異的な末脚でアタマ差だけ差し切って6勝目を手中に収めた。

12月27日、中7週で迎えた19戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、SPAT4賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアサシンに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2022年）

2月9日、中5週で迎えた20戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、日向坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた21戦目は、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に敗れた。

7月26日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、トゥインクルサマー賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のポッドアワーズに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

8月15日、中2週で迎えた23戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた24戦目は、三河島賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたバラク決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月31日、中7週で迎えた25戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、オフト大郷賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5歳（2023年）

3月9日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた27戦目は、オフト京王閣賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた28戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、プリマヴェーラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた29戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、麹町賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月10日、中8週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた30戦目は、夕凪賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイルヴェントを半馬身振り切って優勝

8月13日、中4週で迎えた31戦目は、ホッケータウンしながわ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、マイネルサブマリンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月18日、中4週で迎えた32戦目は、アルコル賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた33戦目は、トルマリン賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

12月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、金盃トライアル（大井ダート2600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

6歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた35戦目は、芋洗坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた36戦目は、日向坂賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原周馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

6月6日、約3か月半の休養明けで迎えた37戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、鼠坂賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

8月1日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、清水坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のイチニチショチョウを3/4馬身振り切って10勝目を達成した。

9月12日、中5週で迎えた39戦目は、永代橋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた40戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。