ケイアイマイスキー（2004年生、母Teakabu）

ケイアイマイスキー（2004年3月1日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋私のスキー」。毛色は鹿毛。種牡馬のAptitude（当時7歳）と交配したTeakabuが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地21戦2勝2着6回、地方14戦1勝2着2回。2006年の野路菊ステークス(オープン)で2着に入った他、2006年の萩ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月23日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエーシンマリポーサにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のショウリュウアクトに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったオースミダイドウに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月14日、中3週で迎えた5戦目は、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の東京スポーツ杯2歳ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3歳（2007年）

2月25日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

4月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳500万下のはなみずき賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、逃げるキングスデライトを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

5月5日、中2週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、勝ったコンティネントに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月26日、中2週で迎えた12戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、J.ルパルー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4歳（2008年）

1月20日、中6週で迎えた14戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の筑前特別（小倉芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のノボワールドに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

2月23日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したパッションレッドを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

3月16日、中2週で迎えた17戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の丹波特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の山陽特別（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

8月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったメイショウカレンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

5歳（2009年）

3月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、’09スプリングカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた23戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤嶺亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、皐月盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤嶺亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた25戦目は、S2の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で赤嶺亮騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた26戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルクデュークを豪快な末脚で3/4馬身差し切って久しぶりに勝利を挙げた。

6月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、乗鞍短距離特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったエーシンアクセランに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月23日、中3週で迎えた28戦目は、飛騨牛カップ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた29戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪上忠匡騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

6歳（2010年）

1月8日、約4か月半の休養明けで迎えた30戦目は、若竹特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で阪上忠匡騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレオパードクリークに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

1月22日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で阪上忠匡騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた32戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阪上忠匡騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた33戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で阪上忠匡騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、飛騨牛カップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

9月9日、中6週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた35戦目は、高原特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。