トーホウミノル（1996年生、母ファクテュアルパーシット）

トーホウミノル（1996年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時8歳）と交配したファクテュアルパーシットが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）石川牧場。戦績は、中央平地25戦1勝、地方24戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月5日、デビュー戦は石山繁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3歳（1999年）

1月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るステラセキトを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

1月31日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた8戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着を確保した。

4月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で白浜雄造騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石山繁騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

10月30日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（10戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2000年）

1月9日、中4週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（12戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

5歳（2001年）

1月8日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（13戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石山繁騎手（14戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた20戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた21戦目は、名古屋チャレンジカップヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石山繁騎手（15戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカッププロメテウス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（16戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた23戦目は、名古屋チャレンジカップガイア賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（17戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（18戦1勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（19戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（20戦1勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（21戦1勝）。15頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石山繁騎手（22戦1勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

7月30日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた29戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、ケヤキ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたリードブライドル決め手に屈してアタマ差の2着となった。

8月9日、中0週で迎えた30戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の猪名川特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、白百合賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

6歳（2002年）

4月13日、約7か月半の休養明けで迎えた32戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、猿ヶ石川特別（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月27日、中5週で迎えた33戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた35戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨノタイセイに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

7月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のウエストサンロードに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた37戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダブルエクセルに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイセイウンをクビ差制して5勝目を収める

10月19日、中8週で迎えた40戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた41戦目は、ホテル志戸平特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイスハーケンから1馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた43戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤゴッドをクビ差制して優勝

12月14日、中1週で迎えた44戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦5勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（2003年）

1月5日、中2週で迎えた45戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルサンテからハナ差の2着に甘んじた。

4月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた46戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小林俊彦騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた47戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小林俊彦騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた48戦目は、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で小林俊彦騎手（13戦5勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルエドワードからクビ差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた49戦目は、ジューンカップ（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小林俊彦騎手（14戦5勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。