コスモシャープ（1996年生、母ダウンチータ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、サラブレッドトレーディングによって420万円で落札された。2歳のとき、サラブレッドトレーディングから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、中地エージェンシーによって808.5万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

2月6日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブラックハリケーンにアタマ差届かず2着となった。

2月14日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったウィークポイントに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のプリンセスジュンに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月16日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月10日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4歳（2000年）

6月10日、約8か月の休み明けで迎えた8戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた9戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンホウライから1馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中2週で迎えた10戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったパノラマヒーローから半馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンセイマークからアタマ差の2着に惜敗した。

12月24日、中3週で迎えた12戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2001年）

1月3日、中0週で迎えた13戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、三石こんぶ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中隆仁騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中隆仁騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のプラウドリーワンに3馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

4月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中隆仁騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサークルキングに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中隆仁騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサークルキングに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

6月9日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中隆仁騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサークルキングに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月4日、中7週で迎えた19戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中隆仁騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカノヤハヤブサから1馬身差の2着に敗北した。

10月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、有明新報カップ（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた21戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、RKK特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーゾロから7馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中2週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（11戦4勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

12月24日、中1週で迎えた23戦目は、豊の国特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエスパーアラオに1馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

6歳（2002年）

1月3日、中0週で迎えた24戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（13戦5勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

1月20日、中1週で迎えた25戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（荒尾ダート2000m 小雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた26戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月17日、中9週で迎えた27戦目は、一般A2（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（14戦5勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた28戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（15戦5勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（16戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた30戦目は、一般A2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（17戦5勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーゾロから1馬身差の2着となった。

7月16日、中3週で迎えた31戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（18戦5勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（2003年）

3月18日、約8か月の休養明けで迎えた32戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、龍ヶ岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノスキーオーに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

4月16日、中3週で迎えた33戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた34戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で河野直人騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河野直人騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河野直人騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンゴクトップランから1馬身差の2着となった。

7月2日、中2週で迎えた37戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で河野直人騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた38戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた39戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。