ユウイチホマレ（1997年生、母フォーマルドレス）

ユウイチホマレ（1997年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリファーズウィッシュ（当時21歳）と交配したフォーマルドレスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地9戦0勝、地方30戦7勝2着5回。2001年のサマースプリント(一般A)に勝利した他、2001年の東海菊花賞(ハンデ地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

7月13日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月7日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のリガマルシイに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエギノコバンから1馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中0週で迎えた7戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、中5週で迎えた8戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラウンシャトレーから2馬身半差の2着となった。

12月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスパクラルに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3歳（2000年）

1月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米山哲郎騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米山哲郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米山哲郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のショウフウホマレに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月5日、中2週で迎えた13戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

4月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーロビンソンから4馬身差の2着となった。

6月14日、中5週で迎えた17戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月8日、中7週で迎えた18戦目は、金シャチ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のツルオカダンサーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月10日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の野分特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の西脇特別（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の清滝特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は米山哲郎騎手（5戦2勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の豊明特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の鳴海特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（10戦1勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4歳（2001年）

1月4日、中2週で迎えた25戦目は、中京スプリント特別（中京(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた26戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（12戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンハーモニーに1馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

2月6日、中2週で迎えた27戦目は、名古屋チャレンジカップミューズ賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた28戦目は、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月11日、中6週で迎えた29戦目は、つつじ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（15戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアンバクリークに半馬身の差をつけて制した。

5月2日、中2週で迎えた30戦目は、サンアール磯部場外開設記念（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（16戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた31戦目は、白バラ特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田稔騎手（17戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた32戦目は、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田稔騎手（18戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナックステージからクビ差の2着に甘んじた。

7月4日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田稔騎手（19戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた34戦目は、サマースプリント（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田稔騎手（20戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートプリンスに1馬身半の差をつけて7勝目を収める

9月5日、中4週で迎えた35戦目は、サファイヤオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田稔騎手（21戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた36戦目は、トルマリンオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田稔騎手（22戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた37戦目は、ハンデ地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で吉田稔騎手（23戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンゲントウショウから半馬身差の2着に敗北した。

6歳（2003年）

1月17日、約15か月半の休み明けで迎えた38戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、ナンテン特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた39戦目は、寒桜特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。