マドンナマーチ（1986年生、母コトブキホマレ）

マドンナマーチ（1986年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のフクセンシヨウ（当時18歳）と交配したコトブキホマレが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は畑中昭一。戦績は、中央平地79戦8勝2着6回。1991年のタマツバキ記念(重賞)で3着に入った他、1992年のアラブステークス(アラ系4歳以上オープンハンデ)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

6月25日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のヤナイジョージをクビ差振り切って初白星を挙げた。

10月16日、連闘で迎えた4戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた6戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳300万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた8戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

3歳（1989年）

2月4日、中6週で迎えた9戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（小倉芝2000m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウブラッキーを異次元の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を奪取した。

2月11日、連闘で迎えた10戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのシュンエイ記念（小倉芝1800m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6月17日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上700万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上700万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上700万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上700万下（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（6戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パラダイスクインに交わされて1馬身3/4差の2着に敗れた。

9月17日、連闘で迎えた18戦目は、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で横山典弘騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で横山典弘騎手（8戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオエセスラインに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月14日、中2週で迎えた20戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの三春ステークス（福島芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上オープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた22戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったミスターキャッシュに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月11日、連闘で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は原昌久騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた24戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月2日、連闘で迎えた25戦目は、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4歳（1990年）

1月13日、中3週で迎えた27戦目は、銀杯（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた30戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月21日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、アラ系4歳以上700万下（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は原昌久騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上700万下（福島ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のキョウエイライトを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月12日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系4歳以上オープン（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月16日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、札幌アラブステークス（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた36戦目は、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（10戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトキノテンユウを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って優勝

8月18日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（11戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサシオギをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月16日、中3週で迎えた39戦目は、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた40戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの三春ステークス（福島芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したスズノムテキを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた41戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（福島芝1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、モッカンセンプウに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月1日、中2週で迎えた43戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、アラブ大賞典（中京芝2500m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた44戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（13戦3勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5歳（1991年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた45戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、銀杯（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた46戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた47戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた48戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月27日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた50戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた51戦目は、アラ系4歳以上オープン（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

8月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた52戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（14戦3勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、セザンボーイにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月17日、中1週で迎えた53戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（15戦3勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた54戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（16戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた55戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月29日、中1週で迎えた56戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、常葉ステークス（福島芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた57戦目は、ハンデ戦でオープンの三春ステークス（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた58戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた59戦目は、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた60戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6歳（1992年）

3月15日、約3か月の休み明けで迎えた61戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた62戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（中京芝1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた63戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（阪神ダート1800m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた64戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のネオアイクを3/4馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた65戦目は、アラ系4歳以上オープン（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月22日、約3か月の休養明けで迎えた66戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた67戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（17戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリバーヒーローを半馬身振り切って8勝目を掴み取った。

9月20日、中1週で迎えた68戦目は、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（18戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた69戦目は、常葉ステークス（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた70戦目は、ハンデ戦でオープンの三春ステークス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた71戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（福島ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた72戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月5日、中2週で迎えた73戦目は、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた74戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7歳（1993年）

1月9日、中2週で迎えた75戦目は、銀杯（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた76戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた77戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハクサンツバメに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた78戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月7日、約5か月の休み明けで迎えた79戦目は、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（19戦4勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。