ハンティングデール（2005年生、母デヴィルズフラート）

ハンティングデール（2005年3月30日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「海外ゴルフコース名より」。毛色は栗毛。種牡馬のコロナドズクエスト（当時10歳）と交配したデヴィルズフラートが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐藤牧場。戦績は、地方31戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤信広から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、レキシントンファームによって892.5万円で落札された。

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2008年）

1月1日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は451kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビバロングランに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月30日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモアモーメントに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパームオーシャンに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

5月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

8月12日、中7週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイトクローバー特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

12月4日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、冬凪特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ジルベスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、春風特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバブルケットに5馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

3月25日、連闘で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた12戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマルイチポケットに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月14日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシンコーセヴンに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月4日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、おおぐま座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、ヴァーツラフにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハクシンフリーダムに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月1日、中1週で迎えた16戦目は、双子座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマートダイレクトを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（6戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のマコトボムケッチをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

8月13日、中7週で迎えた18戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、ハイビスカス特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた19戦目は、ささゆり特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルフクギガに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月3日、中1週で迎えた20戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、唐松特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた21戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた23戦目は、地方重賞のスプリント（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

5歳（2010年）

3月16日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3月24日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、スイートピー特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ブライティアカペラに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般A4 B3（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（7戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフサイチフウジンを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

4月14日、連闘で迎えた27戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、クレマチス特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、シンワコウジに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したピクシーザダンスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月15日、約4か月半の休み明けで迎えた29戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた30戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた31戦目は、ブーゲンビレア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。