ヴァーツラフ（2003年生、母リトルオードリー）

ヴァーツラフ（2003年5月9日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「チェコのプラハにある広場」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時9歳）と交配したリトルオードリーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方64戦22勝2着13回。主な勝ち鞍は2010年のけやき特別(一般A2)。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月4日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5月21日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入った。

6月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた7戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月24日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシュガープラムに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本茜騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスノーウィンドウを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた13戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のナムラキャラバンを半馬身振り切って3勝目をゲットした。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウエスタンスナイプに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンキンスウォードを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて4勝目を手にした。

2月9日、連闘で迎えた16戦目は、バレンタイン特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウエスタンスナイプを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、牧野裕美27歳バースデー記念（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキリリに6馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

3月9日、中1週で迎えた18戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本茜騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトップデラッキに半馬身届かず2着に敗北した。

3月29日、中2週で迎えた19戦目は、秋山河本横山IPLAB卒業記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスプリングブリッジを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

4月19日、中2週で迎えた20戦目は、祝20周年夢に向け頑張れ吉田稔（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のバトルエアーカットに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、キリン・ザ・ゴールド杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカモンネイチャを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（8戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るメルシーウイスキーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月17日、中5週で迎えた23戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

9月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサクラカイザーに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月18日、中1週で迎えた25戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5歳（2008年）

6月20日、約9か月の休み明けで迎えた26戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメルシーマックに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月18日、中1週で迎えた28戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったロイバールーターに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したセレスルーシーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6歳（2009年）

1月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた33戦目は、ブンビーさんがんばれ!記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安部幸夫騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた34戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したオリオンジャックを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月6日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（8戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエイガに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月17日、中1週で迎えた36戦目は、如月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた37戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったクールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた38戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のノボバウワーを半馬身振り切って断然人気に応えた。

3月30日、中0週で迎えた39戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた40戦目は、卯月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクールに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月22日、連闘で迎えた41戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマートダイレクトに6馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

5月4日、中1週で迎えた42戦目は、おおぐま座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハンティングデールを豪脚でクビ差だけ差し切って勝利数を16に伸ばす

5月19日、中1週で迎えた43戦目は、うしかい座特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（6戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（7戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキクノルビーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月16日、中1週で迎えた45戦目は、ヘラクレス座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（8戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた46戦目は、F・Y・H!義隆・亜美結婚記念（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（9戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオーリーテンに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月2日、中8週で迎えた47戦目は、カンナ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（10戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のケイエムチャンスを半馬身振り切って制した。

9月16日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた48戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（11戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったヒシロシオに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中3週で迎えた49戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（12戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のデルマジョンに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月30日、中1週で迎えた50戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宇都英樹騎手（13戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた51戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で宇都英樹騎手（14戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、最後はラッキージンクスと並んで3着同着となった。

12月10日、連闘で迎えた52戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で宇都英樹騎手（15戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

7歳（2010年）

1月3日、中2週で迎えた53戦目は、七福神特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で宇都英樹騎手（16戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた54戦目は、寒椿特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宇都英樹騎手（17戦9勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったデルマジョンにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

2月3日、中2週で迎えた55戦目は、アネモネ特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で宇都英樹騎手（18戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた56戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で宇都英樹騎手（19戦9勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したテラノハイトップを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3月16日、中1週で迎えた57戦目は、桃花特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で宇都英樹騎手（20戦9勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた58戦目は、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で宇都英樹騎手（21戦9勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のブライティアカペラに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月21日、連闘で迎えた59戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で宇都英樹騎手（22戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた60戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた61戦目は、紅バラ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた62戦目は、合歓の木特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（23戦10勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたエイシンロンバード決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた63戦目は、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（24戦10勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた64戦目は、マリーゴールド特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（25戦10勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた65戦目は、すもも特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（26戦10勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた66戦目は、青桐特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（27戦10勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、デルマジョンに交わされて3馬身差の2着となった。

10月7日、中2週で迎えた67戦目は、けやき特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（28戦10勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のテラノハイトップに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8歳（2011年）

2月8日、約4か月の休養明けで迎えた68戦目は、スーパースプリント特別（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は竹田吉秀騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したスリーフォートランにアタマ差届かず2着に惜敗した。

2月22日、中1週で迎えた69戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた70戦目は、スイートピー特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた71戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、クレマチス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた72戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。