ラドランバーラ（2002年生、母トワイライトタイム）

ラドランバーラ（2002年6月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋弾丸（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時7歳）と交配したトワイライトタイムが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤トシ。戦績は、中央平地1戦0勝、地方30戦7勝2着12回。主な勝ち鞍は2007年のエメラルド賞(一般B2二 B3一)。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

7月15日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマートアンサーから1馬身差の2着に敗北した。

10月19日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグロドリゴから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったライブリーユーから半馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中4週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったメイプルエイトに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したドラゴンシャンハイを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたウォッチンザスカイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中9週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた8戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るリンダシチーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の若緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったシャンハイノシマに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。17頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2006年）

1月10日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、なすび特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

7月5日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C2三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のイブキマラゲーニャを半馬身振り切って休み明け初戦を物にした。

7月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジケンルビーを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って3勝目を奪取した。

8月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた15戦目は、いわし雲特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカタロニアにアタマ差届かず2着に甘んじた。

9月28日、中2週で迎えた16戦目は、秋風特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイランドファイトに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月13日、中6週で迎えた18戦目は、シンフォニー特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた19戦目は、アデュー2006賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったロイヤルキャプテンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5歳（2007年）

1月15日、中1週で迎えた20戦目は、福寿草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョクイチテキサスを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

2月12日、中3週で迎えた21戦目は、元気百梅賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のケイジーウィザードに2馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた22戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月22日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、桜草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた24戦目は、ポインタース賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したフリートアピールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月21日、中4週で迎えた25戦目は、エメラルド賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のキョウバチャンプに2馬身半の差をつけて7勝目をゲットした。

7月11日、中6週で迎えた26戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（9戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた27戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた28戦目は、レミニス賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

6歳（2008年）

3月31日、約6か月半の休養明けで迎えた29戦目は、レグルス賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた30戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したキングビスケットにハナ差届かず2着となった。

6月2日、中5週で迎えた31戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラストチャンピオンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。