サチノブレイブ（2001年生、母アイラブユー）

サチノブレイブ（2001年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇敢な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時12歳）と交配したアイラブユーが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は前川義則。戦績は、地方37戦20勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の不知火賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

朝倉実厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2004年）

8月7日、デビュー戦は宗形竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は529kg。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2005年）

4月12日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg減らして迎えた2戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモエロに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月8日、中3週で迎えた3戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロードハンターに9馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアルパに5馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤクモジェネラスに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月16日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のライズインフェイムに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月30日、中1週で迎えた7戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のザキャラクターに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月30日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームカムトゥに5馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

2月8日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（8戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、一般C23（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田隆二騎手（9戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノフィナーレから2馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中6週で迎えた12戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田隆二騎手（10戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（2007年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田隆二騎手（11戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田隆二騎手（12戦7勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノシラユキに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田隆二騎手（13戦8勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月13日、連闘で迎えた16戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田隆二騎手（14戦8勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシノサマーに5馬身の差をつけて9勝目をゲットした。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田隆二騎手（15戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルゼファーに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

3月6日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田隆二騎手（16戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズチーターに6馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月18日、中5週で迎えた19戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で吉田隆二騎手（17戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズチーターに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で吉田隆二騎手（18戦12勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルソレミタカに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で吉田隆二騎手（19戦13勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズチーターから半馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で吉田隆二騎手（20戦13勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムライデンに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で吉田隆二騎手（21戦14勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドサプライズに半馬身の差をつけて優勝

7月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は23戦連続で吉田隆二騎手（22戦15勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、夏絵巻特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で吉田隆二騎手（23戦15勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスサイレンスに2馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

8月19日、中2週で迎えた26戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で吉田隆二騎手（24戦16勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヘイローに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月14日、中7週で迎えた27戦目は、野原八幡宮大祭特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で吉田隆二騎手（25戦17勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムタマガッタに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月6日、中2週で迎えた28戦目は、肥後さざんか特設（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は27戦連続で吉田隆二騎手（26戦18勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージーヘイローから1馬身半差の2着に敗北した。

12月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で吉田隆二騎手（27戦18勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーパッションをハナ差制してファンの高評価に応えた。

7歳（2008年）

1月1日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、黒川温泉旅館組合特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は29戦連続で吉田隆二騎手（28戦19勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスターペスゲンズイに半馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

1月22日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3 4（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は30戦連続で吉田隆二騎手（29戦20勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は31戦連続で吉田隆二騎手（30戦20勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた33戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で吉田隆二騎手（31戦20勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた34戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、桃の花特設（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた35戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた36戦目は、上荒尾熊野座神楽特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムテイボーイからアタマ差の2着となった。

5月20日、中5週で迎えた37戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。