クライフォーローズ（2014年生、母Coronado Rose）

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月11日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったスターカットダイヤに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2017年）

5月20日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

12月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のラフィンナに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキュラティフを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4歳（2018年）

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

7月10日、中7週で迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のドロダンゴに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月22日、中1週で迎えた9戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、あさがお常設展特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったプリモガナドールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、宝立七夕キリコまつり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハニーブーケに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月2日、中3週で迎えた11戦目は、安宅まつり特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディターミネイトに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月12日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、大正ロマン光庭園賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のエブリバディに3馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のアルジャントゥイユに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のマントルパワーに3馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月6日、中2週で迎えた15戦目は、初冬賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた16戦目は、地方競馬スパッと楽しめ!SPAT4賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5歳（2019年）

4月25日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ベンジャミン賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のルミナスコマンダーに1馬身1/4の差をつけて9勝目を手に入れた。

5月24日、中3週で迎えた18戦目は、一般B2四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（5戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた20戦目は、27日・28日は浦和×大井リレー賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたヤマショウブラック決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた21戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、オフト祭り賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた22戦目は、サマーナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、トーセンエターナルに交わされて2馬身差の2着となった。

8月27日、中3週で迎えた23戦目は、初嵐賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

9月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、三峰山特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月2日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた25戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ニュートラック松山開設4周年記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた26戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、神無月賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったサヤネエに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメジャーロールに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月13日、中2週で迎えた29戦目は、師走特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月31日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の2019ファイナル（園田ダート1230m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6歳（2020年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた31戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、リンガスネオにハナ差交わされて2着となった。