グレートアサテース（2000年生、母スーパーサンデー）

グレートアサテース（2000年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアサティス（当時15歳）と交配したスーパーサンデーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、地方40戦8勝2着9回。主な勝ち鞍は2004年のラベンダー特別(B1)。

経歴

デビュー前

山下清厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2002年）

8月18日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るロイヤルザグレブを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月14日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレモンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

3歳（2003年）

3月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた9戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月18日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサガノボーイに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月29日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホシノマスクに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

8月16日、中4週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したピアシャインを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（15戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカズノフクヒメを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦のりんどう特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（16戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベルガモットシールを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、小倉競馬場内佐賀場外発売所開設記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（17戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はディスタントガイと並んで2着同着となった。

11月23日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（18戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（19戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンタロウプに1馬身の差をつけて制した。

12月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（20戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で山口勲騎手（21戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るオサキゴメンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

1月31日、中2週で迎えた24戦目は、節分特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山口勲騎手（22戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーアソクロスに9馬身の差をつけて6勝目をマークした。

2月14日、中1週で迎えた25戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で山口勲騎手（23戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングメルシーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた26戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で山口勲騎手（24戦6勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた27戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山口勲騎手（25戦6勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキョウワカガヤクを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3月29日、中1週で迎えた28戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で山口勲騎手（26戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で山口勲騎手（27戦6勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた30戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシーエクセルを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた31戦目は、菖蒲特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（28戦6勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナイキペガサスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6月6日、中2週で迎えた32戦目は、アマリリス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（29戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシーエクセルをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月27日、中2週で迎えた33戦目は、あじさい特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（30戦7勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた34戦目は、なでしこ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（31戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた35戦目は、ラベンダー特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（32戦7勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミッキーウルフに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月12日、約4か月の休み明けで迎えた36戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（33戦8勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5歳（2005年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（34戦8勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

1月15日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた38戦目は、緑川特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（35戦8勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（36戦8勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（37戦8勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。