ミチノクセンプー（1997年生、母モガミパイラー）
1997.05.08
ミチノクセンプー（1997年5月8日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時19歳）と交配したモガミパイラーが13歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長田牧場。戦績は、地方45戦12勝2着8回。1999年のジュニアチャンピオン(アラ系3歳)に勝利した他、2001年の平取義経特別(アラ系一般)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
楠克美厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（1999年）
5月27日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は436kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスイフトアトムに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月10日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月24日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノアルタイルから2馬身差の2着となった。
7月22日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターナタリーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
8月4日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユウニシローをアタマ差制して優勝
8月16日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターナタリーに3馬身の差をつけて制した。
9月9日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂下秀樹騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエスサンマンに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
9月23日、中1週で迎えた9戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアチャンピオン（門別ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のディアルレーブをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。
10月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は坂下秀樹騎手（8戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月17日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、2歳オープンの立冬特別（門別ダート1800m 晴/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーデイに1馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。
12月1日、中1週で迎えた12戦目は、2歳オープンのもみの木特別（門別ダート1800m 曇/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイギャルに1馬身半の差をつけて8勝目を手にした。
3歳（2000年）
4月20日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳オープンの春風特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（11戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノシャンデーから1馬身半差の2着に敗北した。
5月17日、中3週で迎えた14戦目は、3歳ハンデ戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（12戦7勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月27日、中9週で迎えた15戦目は、ノーザンホースパーク特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた16戦目は、門別町農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月6日、中3週で迎えた17戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、フェクダ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月5日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の兵庫アラブクイーンカップ（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月2日、中3週で迎えた19戦目は、アラブ王冠（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
4歳（2001年）
4月24日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、福寿草特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（13戦7勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月9日、中1週で迎えた21戦目は、STVラジオ ホットライン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（14戦7勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた22戦目は、あじさい特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（15戦7勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月6日、中1週で迎えた23戦目は、杜若特別（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（16戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタイトオオギに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
6月21日、中1週で迎えた24戦目は、トワイライト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（17戦8勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月5日、中1週で迎えた25戦目は、スターライト特別（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェータルホースからクビ差の2着に惜敗した。
7月19日、中1週で迎えた26戦目は、銀河特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（18戦8勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月2日、中1週で迎えた27戦目は、鵡川ししゃも特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（19戦8勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた28戦目は、えぞ松特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（20戦8勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月30日、中1週で迎えた29戦目は、ソメスサドル特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（21戦8勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーゼウスに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。
9月13日、中1週で迎えた30戦目は、豊富ミルク特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（22戦9勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月26日、中1週で迎えた31戦目は、平取義経特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（23戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマサルテンボシに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
10月11日、中1週で迎えた32戦目は、三石デルフィニウム特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（24戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサルテンボシから3/4馬身差の2着に敗北した。
10月24日、中1週で迎えた33戦目は、紅葉特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂下秀樹騎手（25戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマサルテンボシをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。
11月15日、中2週で迎えた34戦目は、アラブ王冠（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂下秀樹騎手（26戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた35戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂下秀樹騎手（27戦11勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサルテンボシから2馬身差の2着に敗北した。
5歳（2002年）
4月11日、約4か月半の休養明けで迎えた36戦目は、福満特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂下秀樹騎手（28戦11勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイジュジョークから3馬身差の2着に敗北した。
4月24日、中1週で迎えた37戦目は、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂下秀樹騎手（29戦11勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月6日、中1週で迎えた38戦目は、えぞ松特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で坂下秀樹騎手（30戦11勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月23日、中1週で迎えた39戦目は、あじさい特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で坂下秀樹騎手（31戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノペガサスから3馬身差の2着に敗北した。
6月27日、中4週で迎えた40戦目は、トワイライト特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で坂下秀樹騎手（32戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月18日、中2週で迎えた41戦目は、別海こめちち特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で坂下秀樹騎手（33戦11勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた42戦目は、スターライト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で坂下秀樹騎手（34戦11勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月29日、中3週で迎えた43戦目は、アルフェラッツ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月11日、中1週で迎えた44戦目は、門別町商工会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（35戦11勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったインスティンクトからクビ差の2着に甘んじた。
10月24日、中5週で迎えた45戦目は、アラブ王冠（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（36戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。