チトセエース（1997年生、母モガミコセイ）
Chitose Ace
1997.04.11
チトセエース（1997年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時11歳）と交配したモガミコセイが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は（有）千歳国際牧場。戦績は、地方49戦20勝2着2回。2003年のみなづき特別(一般)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（1999年）
6月1日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3歳（2000年）
4月27日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、4歳（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスキララをアタマ差制して未勝利勝ちを決めた。
5月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のボルサリーノに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
5月31日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月15日、中1週で迎えた5戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の中島公園特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。11着に敗れた。
7月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月24日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、一般D3-4（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のジェットメモリーに7馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。
9月13日、中2週で迎えた8戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、一般D3（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドヒメコから1馬身差の2着に敗北した。
10月12日、中3週で迎えた9戦目は、一般D3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月25日、中1週で迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D3（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミダイキに1馬身の差をつけて制した。
11月1日、連闘で迎えた11戦目は、清畠特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた12戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、日高生産連特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。
4歳（2001年）
5月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた13戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、一般C1-1以下（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-3（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-4（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。
9月13日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-2（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティテイストをクビ差制して5勝目を収める
10月23日、中5週で迎えた18戦目は、豊頃はるにれ特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月17日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るホーミングラヴを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利をモノにする
12月31日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。
5歳（2002年）
1月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイブキポッシブルに3馬身の差をつけて制した。
2月3日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンライズサクセスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3月4日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフナツレッドイヤーに5馬身の差をつけて9勝目を手にした。
3月23日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
4月20日、中3週で迎えた25戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオートキングに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
5月3日、中1週で迎えた26戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。
5月18日、中1週で迎えた27戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
6月10日、中2週で迎えた28戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川竜馬騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川竜馬騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアサヒサイレンスに4馬身の差をつけて制した。
7月21日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中川竜馬騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイッスンボウシに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
8月5日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川竜馬騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコマノガリュウに7馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす
9月23日、中6週で迎えた32戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中川竜馬騎手（7戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイッスンボウシに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
10月20日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で中川竜馬騎手（8戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングボスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
11月10日、中2週で迎えた34戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。
11月30日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（9戦5勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハヤノショーウンをクビ差振り切って雨下の一戦を制した。
12月22日、中2週で迎えた36戦目は、バラ特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（10戦6勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。
6歳（2003年）
1月5日、中1週で迎えた37戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリキアイサンサンに1馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす
1月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、フリージア特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（11戦6勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月10日、中1週で迎えた39戦目は、福寿草特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（12戦6勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
2月22日、中1週で迎えた40戦目は、マーガレット特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（13戦6勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。
3月8日、中1週で迎えた41戦目は、バイオレット特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川竜馬騎手（14戦6勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線に入ると、前で粘るザブラックヘイローを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利数を17に伸ばす
3月22日、中1週で迎えた42戦目は、すみれ特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川竜馬騎手（15戦7勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。
5月13日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、エフエム中九州特別（荒尾ダート1900m 小雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノクラッシュに半馬身の差をつけて制した。
5月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーゾロに2馬身半の差をつけて勝利数を19に伸ばす
6月10日、中1週で迎えた45戦目は、みなづき特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーヨーペクターに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月1日、中2週で迎えた46戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松島慧騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳（2004年）
2月24日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた47戦目は、新冠特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島慧騎手（4戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月16日、中2週で迎えた48戦目は、地方重賞の大阿蘇大賞典（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松島慧騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。
6月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた49戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松島慧騎手（6戦3勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。