オヤビン（2006年生、母エイデンドリーム）

オヤビン（2006年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「おやびん」。毛色は鹿毛。種牡馬のビーマイナカヤマ（当時12歳）と交配したエイデンドリームが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は永田克之。戦績は、中央平地2戦0勝、地方64戦13勝2着9回。2014年の尾鈴山賞(地方重賞)で2着に入った他、2014年の遠賀川賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

7月1日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた2戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のクラガリレイに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中2週で迎えた3戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホースナインに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず13着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスタキオン・プレミアム2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月13日、中7週で迎えた8戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカペラ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パスカルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2009年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の初夢特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプロセスを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

2月8日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳KJ3の飛燕賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の大観峰特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカゲワフマセナイを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月19日、中4週で迎えた13戦目は、ダイヤモンド特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、メイ特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた15戦目は、3歳KJ1の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

7月31日、中8週で迎えた16戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るクロスデジタルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月11日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた18戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳S3の戸塚記念（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず最後はマルハチフォレストと並んで7着同着となった。

9月24日、中1週で迎えた19戦目は、北総特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた20戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヴィーヴァジョーコをクビ差振り切って6勝目を挙げた。

11月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイキアコーダンスを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って7勝目をマークした。

12月7日、中1週で迎えた22戦目は、柊特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったトーセンインプレスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、師走特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコールニーシュに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2011年）

4月21日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、スカパー!255（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドンアドヴァイタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

5月10日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月23日、中5週で迎えた26戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、夕蛍賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた27戦目は、777（ラッキーセブン）賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサイレントカイザーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って9勝目を手にした。

7月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のサンワードハーレーをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

8月8日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の向日葵特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマートベールに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月5日、中3週で迎えた30戦目は、赤富士特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るツクバフージンを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

9月22日、中1週で迎えた31戦目は、佐倉牧特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったストレンジラブに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた32戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、オパールスター賞（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた33戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた34戦目は、シリウス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（6戦4勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、5着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた35戦目は、ラピスラズリ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6歳（2012年）

1月10日、中1週で迎えた36戦目は、白富士盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、4着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた37戦目は、姫椿特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7歳（2013年）

2月5日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた38戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、春告鳥特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた39戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、桜月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったラプタークラウドに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月5日、中2週で迎えた40戦目は、一般B3三（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したグランデスボスケを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた41戦目は、大涌谷特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた42戦目は、サンケイスポーツ盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

5月21日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた43戦目は、つつじ特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月20日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた44戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた45戦目は、平塚市特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた46戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したサイドシルにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月7日、中2週で迎えた47戦目は、勇魚特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベルモントメッシに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中1週で迎えた48戦目は、秋涼特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた49戦目は、伏姫特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた50戦目は、九美上特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

11月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた51戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の周防灘賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた52戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の韓国岳賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

8歳（2014年）

5月31日、約6か月の休養明けで迎えた53戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の九千部山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた54戦目は、3歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のクリノチョモラーリに2馬身半の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた55戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の遠賀川賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた56戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた57戦目は、大船山特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた58戦目は、地方重賞の尾鈴山賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったディアフロイデに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月19日、連闘で迎えた59戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は山下裕貴騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

9月20日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた60戦目は、烏帽子岳特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた61戦目は、国見岳特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた62戦目は、地方重賞の雷山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた63戦目は、地方重賞の九州大賞典（佐賀ダート2500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた64戦目は、地方重賞の雲仙岳賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた65戦目は、新燃岳特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた66戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。