ニホンピロアワーズ（2007年生、母ニホンピロルピナス）

ニホンピロアワーズ（2007年5月3日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「冠名＋私達のもの」。2012年にJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。毛色は青鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時17歳）と交配したニホンピロルピナスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地29戦9勝2着6回、地方13戦4勝2着4回。2012年のジャパンカップダート(G1)に勝利した他、2014年の東海ステークス(G2)を制するなど、G1級競走1勝を含む重賞7勝を挙げた。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

1月23日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稲妻のようなを披露し、3着を確保した。

2月6日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったヒラボクキングにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月22日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るステキナシャチョウを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の城崎特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガリアーノに7馬身の差をつけて順当に勝利した。

8月1日、中3週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の響灘特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のスエズに1馬身3/4の差をつけて3勝目を奪取した。

11月14日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1600万下の京都ロイヤルプレミアム（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったメイショウタメトモを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月4日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の堺ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のプリンセスペスカをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。

4歳（2011年）

6月18日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上1600万下の総武ステークス（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、エイシンダッシュに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の天橋立ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスタッドジェルランに2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、祇園ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井学騎手（5戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のインバルコをアタマ差振り切って圧倒的支持に応えた。

10月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で酒井学騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シビルウォーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、中4週で迎えた13戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井学騎手（7戦4勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

12月4日、中3週で迎えた14戦目は、G1のジャパンカップダート（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で酒井学騎手（8戦4勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた15戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井学騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエーシンモアオバーに2馬身の差をつけて初の重賞タイトルを奪取した。

5歳（2012年）

1月25日、中4週で迎えた16戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で酒井学騎手（10戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

3月22日、中7週で迎えた17戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイシンオレンジに6馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルをつかんだ。

4月14日、中2週で迎えた18戦目は、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（6戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた19戦目は、G2の東海ステークス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（7戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたソリタリーキング決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月2日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井学騎手（11戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラダイキチに4馬身の差をつけて重賞3勝目をマークした。

11月4日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（12戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたローマンレジェンド決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

12月2日、中3週で迎えた22戦目は、G1のジャパンカップダート（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（13戦6勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のワンダーアキュートに3馬身半の差をつけてG1ホースの称号をゲットした。

6歳（2013年）

4月13日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（14戦7勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ホッコータルマエに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月18日、中4週で迎えた24戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1900m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（15戦7勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナイスミーチューを半馬身振り切って5つ目の重賞タイトルを獲得した。

6月26日、中5週で迎えた25戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井学騎手（16戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったホッコータルマエにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月1日、約5か月半の休み明けで迎えた26戦目は、G1のジャパンカップダート（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井学騎手（17戦8勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた27戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井学騎手（18戦8勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7歳（2014年）

1月26日、中3週で迎えた28戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井学騎手（19戦8勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のグランドシチーに2馬身の差をつけて6つ目の重賞タイトルを獲得した。

2月23日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた29戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井学騎手（20戦9勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた30戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で酒井学騎手（21戦9勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウショウフリークを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて7つ目の重賞タイトルを手に入れた。

4月19日、中3週で迎えた31戦目は、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で酒井学騎手（22戦10勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月25日、中9週で迎えた32戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で酒井学騎手（23戦10勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で酒井学騎手（24戦10勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた34戦目は、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で酒井学騎手（25戦10勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた35戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で酒井学騎手（26戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったエーシンモアオバーをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

8歳（2015年）

1月25日、中4週で迎えた36戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、G2の東海ステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

5月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた37戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（27戦10勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月24日、中4週で迎えた38戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（28戦10勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

10月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた39戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（29戦10勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた40戦目は、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（30戦10勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

12月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（31戦10勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた42戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井学騎手（32戦10勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、アムールブリエに交わされて1馬身差の2着となった。