サチノセンプー（1998年生、母タカラダイコク）
1998.02.24
サチノセンプー（1998年2月24日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時21歳）と交配したタカラダイコクが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は目黒牧場。戦績は、地方38戦18勝2着6回。2005年の初春特別(アラ系一般)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、目黒牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって409.5万円で落札された。
田中範雄厩舎（西脇）へ入厩。
3歳（2001年）
12月29日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は511kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマキオスカレーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
4歳（2002年）
1月8日、中0週で迎えた2戦目は、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のライアンスイに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。
1月22日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のライアンスイに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
2月5日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のイチリュウヒメに5馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。
2月19日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨノヤングに3馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。
3月6日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、アラ系4歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイフラットに2馬身半の差をつけて無傷の6連勝を決めた。
3月28日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマノダイオーから5馬身差の2着に敗北した。
4月11日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマウンテングリーンに6馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。
5月1日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケシゴヒリュウに7馬身の差をつけて8勝目を獲得した。
5月21日、中2週で迎えた10戦目は、浜坂町麒麟獅子特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（9戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
7月2日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（10戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンセイアラシに9馬身の差をつけて9勝目を獲得した。
7月16日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカーラントハーバーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月1日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシキアンディに7馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
9月5日、中4週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングジョッキー賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトキメキヒリュウに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
9月23日、中2週で迎えた15戦目は、プラスミック賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターライトマルコを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
10月23日、中3週で迎えた16戦目は、日本のへそ特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニシキアンディを半馬身振り切って勝利数を13に伸ばす
5歳（2003年）
5月13日、約6か月半の休養明けで迎えた17戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リードオーカンに3/4馬身交わされて2着となった。
5月28日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッタブライトに4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
6月24日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上A1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエトワールアンジュを半馬身振り切って勝利数を15に伸ばす
7月9日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンバコールに交わされて2馬身半差の2着となった。
8月5日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ストロングゲイルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
9月17日、中5週で迎えた22戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、白鷺賞（姫路ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
10月22日、中4週で迎えた23戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、ひばり特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウザンシンオーから5馬身差の2着となった。
6歳（2004年）
1月2日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、初春特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月14日、中1週で迎えた25戦目は、白川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、スポーツニッポン杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキッポータローに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月4日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の名古屋杯（名古屋ダート1900m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月27日、約6か月の休み明けで迎えた28戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月17日、中2週で迎えた29戦目は、緑川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月8日、中2週で迎えた30戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7歳（2005年）
1月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、初春特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウターボに約14馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。
4月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた32戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5月7日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた33戦目は、菊池川カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月25日、中2週で迎えた34戦目は、有明賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた35戦目は、球磨川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤孝鎮騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた36戦目は、川辺川カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のユメゴゼンに1馬身半の差をつけて勝利数を18に伸ばす
7月5日、中1週で迎えた37戦目は、江津湖スプリンター特別（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、緑川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。