ノーザンレインボー（1990年生、母エコルシユ）

ノーザンレインボー（1990年5月6日）は、日本の競走馬、種牡馬。1998年にJRA賞最優秀障害馬を受賞した。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時19歳）と交配したエコルシユが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地36戦7勝2着2回、中央障害16戦7勝2着1回。1998年の中山大障害（春）(重賞)に勝利した他、1998年の東京障害特別（秋）(ハンデ重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月9日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝2000m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウトフラッシュに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳オープンの青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

4歳（1994年）

7月3日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた6戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の三面川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマウントロマンに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

9月3日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったレインボーブラックにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月8日、中4週で迎えた10戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアクセルアゲンに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の晩秋特別（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でA.ムンロ騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続でA.ムンロ騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた14戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（1995年）

2月4日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた16戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイワトーレンスに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月19日、中4週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシルクルネッサンスに3馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

4月8日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の春風ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でM.ロバーツ騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた19戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、丹沢ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の欅ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた21戦目は、S.ソト騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のジューンステークス（東京芝2400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6歳（1996年）

6月16日、約12か月半の休み明けで迎えた22戦目は、オーシャンステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた23戦目は、レインボーステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に終わった。

7月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の北陸ステークス（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、最後はワイエムルーブルと並んで3着同着となった。

8月11日、中1週で迎えた25戦目は、京葉ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた26戦目は、初風ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月20日、中5週で迎えた27戦目は、テレビ静岡賞（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったスギノガイセンモンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月24日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、花園ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた29戦目は、ハンデG3のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に50kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は江田照男騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

7歳（1997年）

1月15日、中5週で迎えた30戦目は、アレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のバーニングブラッドに1馬身3/4の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

2月15日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

3月30日、中5週で迎えた33戦目は、アクアマリンステークス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のヨイチオーに1馬身の差をつけて優勝

4月19日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのオアシスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（9戦2勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた35戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（10戦2勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（11戦2勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

11月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のドリブルラッシュに8馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

12月14日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた38戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8歳（1998年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた39戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で大江原隆騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレディーリベロに7馬身の差をつけて9勝目をマークした。

1月24日、中2週で迎えた40戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大江原隆騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のバンダムフェイマスに9馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月14日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大江原隆騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月8日、中2週で迎えた42戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチアズロッキーに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月18日、中5週で迎えた43戦目は、重賞の中山大障害（春）（中山障害芝4100m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイティタイガーに約35馬身の大差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。

5月16日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた44戦目は、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3930m 雨/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴッドスピードから約18馬身差の2着に敗北した。

9月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた45戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で田中剛騎手（3戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイラモーに約13馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

10月24日、中3週で迎えた46戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 小雨/稍重）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で田中剛騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーアップをクビ差制して2つ目の重賞タイトルを手にした。

12月19日、中7週で迎えた47戦目は、重賞の中山大障害（秋）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中剛騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

9歳（1999年）

10月30日、約10か月半の休養明けで迎えた48戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3760m 晴）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で田中剛騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、中6週で迎えた49戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で田中剛騎手（7戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10歳（2000年）

2月5日、中6週で迎えた50戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で田中剛騎手（8戦4勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

3月18日、中5週で迎えた51戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で田中剛騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた52戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4100m 雨/稍重）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で田中剛騎手（10戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。8着に敗れた。