シャープレシオ（2017年生、母エアジュプロンサ）

シャープレシオ（2017年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「投資の効率性を計る指標」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時10歳）と交配したエアジュプロンサが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は稲原牧場。主な勝ち鞍は2021年のハナニラ賞(C1)。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

11月3日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

3歳（2020年）

2月22日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/重）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、抜け出したケイアイドリーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月15日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2021年）

1月2日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のピエナペリーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

1月27日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

3月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた11戦目は、ハナニラ賞（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナリタウルフを3/4馬身振り切って優勝

4月22日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したデスティニープランを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月14日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹田知宏騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で笹田知宏騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったチェリーオリオンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で笹田知宏騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したエイシンギンガにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月4日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で笹田知宏騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエピックデイを上がり3位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

5歳（2022年）

7月16日、約8か月半の休み明けで迎えた17戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた19戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は富田暁騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた21戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの高湯温泉特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた22戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた23戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

6歳（2023年）

2月21日、中8週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた24戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた27戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた29戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェスティヴノンノを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

7月9日、中2週で迎えた30戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、スイレン特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

8月27日、中4週で迎えた32戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスラッシュメタルをアタマ差振り切って5勝目を手にした。

9月9日、中1週で迎えた33戦目は、春三会信弥君還暦特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた34戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレジリエンスブルーを差し切れず、6馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた35戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、スイフヨウ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた36戦目は、濱尚美応援特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカレンラファータを次元の違う末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

11月11日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-5（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったトロワシャルムに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた38戦目は、小雪特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた39戦目は、大雪特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったベルルークザンダーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中2週で迎えた40戦目は、歳末特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

7歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた41戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったグレートヒエンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月17日、連闘で迎えた42戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したムサシフウジンを差し切れず、2馬身差の2着となった。

1月24日、連闘で迎えた43戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、室戸三山特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったブリッツェンシチーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた44戦目は、白山洞門特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた45戦目は、甘くない木下智史特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るノクターナリティを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

デビュー前

工藤真司厩舎（高知）へ入厩。

2月28日、デビュー戦は妹尾浩一朗騎手を鞍上に据えて、竜宮橋特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

3月17日、中4週で迎えた46戦目は、八畳岩特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

3月27日、中0週で迎えた47戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた48戦目は、城野慈尚騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で城野慈尚騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた50戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったメアリーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月3日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた51戦目は、古月アイル4周年&3D化記念杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキトーウィンに5馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

8月25日、中2週で迎えた52戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったメアリーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた53戦目は、早秋賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のペイシャケイティーを3/4馬身振り切って9勝目を手にした。

10月12日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた54戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、コスモス賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したダノンカオスを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

10月26日、中1週で迎えた55戦目は、さざんか賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったビービークラージュを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月18日、中2週で迎えた56戦目は、サフラン特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた57戦目は、晩秋特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた58戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、水仙賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8歳（2025年）

1月4日、中2週で迎えた59戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、新春特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

2021年11月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。