イチライスキャン（2004年生、母ホマレノスキャン）
Ichirai Scan
2004.04.05
イチライスキャン（2004年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングオブキングス（当時9歳）と交配したホマレノスキャンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方41戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2007年の一般C24。
経歴
デビュー前
1歳のとき、谷口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、谷口牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2007年）
3月24日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず18着に終わった。
4月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。
4月28日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
6月6日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッドガルドから7馬身差の2着に敗北した。
6月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリーガルホーラーから半馬身差の2着となった。
7月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノエルライオンから5馬身差の2着となった。
7月10日、連闘で迎えた7戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセイカバーバリアンに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月31日、中2週で迎えた8戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月19日、中2週で迎えた9戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月18日、中3週で迎えた10戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待競走（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターノボルオーから5馬身差の2着となった。
10月9日、中2週で迎えた11戦目は、荒尾梨特設（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月6日、中1週で迎えた13戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキッスホーラーから4馬身差の2着となった。
12月11日、中1週で迎えた15戦目は、すす払い特設（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットリーフをクビ差制して2勝目を収める
12月31日、中2週で迎えた16戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4歳（2008年）
1月12日、中1週で迎えた17戦目は、騎初特設（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
1月30日、中2週で迎えた18戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、節分特設（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月12日、中1週で迎えた19戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月29日、中6週で迎えた20戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月16日、中2週で迎えた21戦目は、ダイヤモンド特設（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた22戦目は、晩春特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月11日、中1週で迎えた23戦目は、玉置春代さんに乾杯!（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアローエリザベスをアタマ差制して3勝目を獲得した。
7月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月22日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（8戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月13日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、一般C24（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で尾林幸彦騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトシノオスカーに6馬身の差をつけて4勝目を獲得した。
8月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾林幸彦騎手（10戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた30戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーシアーから6馬身差の2着となった。
9月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（11戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインホーラーから4馬身差の2着に敗北した。
10月28日、中2週で迎えた33戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノレインボーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月16日、中2週で迎えた34戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月2日、中1週で迎えた35戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月29日、中1週で迎えた37戦目は、坂田道路特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（14戦2勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
5歳（2009年）
1月14日、中1週で迎えた38戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。
1月28日、中1週で迎えた39戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンキャニオンに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。
2月4日、連闘で迎えた40戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（15戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた41戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月25日、連闘で迎えた42戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月11日、中1週で迎えた43戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（16戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた44戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。