フジライブリー（1997年生、母ユキノアイドル）

フジライブリー（1997年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時12歳）と交配したユキノアイドルが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方32戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2002年の一般B3ロ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桜井牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月9日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた3戦目は、F.サンチェス騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続でF.サンチェス騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

8月6日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったゲンパチダイヤに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月30日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の’00ベストステッキ特別（9）（船橋ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田中勝春騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のマルチユース特別（浦和ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2001年）

4月29日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

6月10日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイカオリンに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクシャイニングからハナ差の2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンフォゲタブルから1馬身半差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイナンオーザから1馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアニモスパートから9馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた25戦目は、カモシカ賞（上山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキハタシャダイからクビ差の2着に惜敗した。

5歳（2002年）

4月21日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグロリアスネイビーから1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた27戦目は、広瀬川特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のグロリアスネイビーに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

6月4日、中1週で迎えた29戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、ロータリークラブ杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた31戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオーイノダイキチをアタマ差制して3勝目をマークした。

7月28日、中1週で迎えた32戦目は、湘南応援バカ日記盃（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノブリッツから2馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中2週で迎えた33戦目は、しし座カップ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（14戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた34戦目は、村瀬カップレース～ご成婚記念～（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（15戦3勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた35戦目は、Trot’s Room開設記念（上山ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた36戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（17戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた38戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた40戦目は、一般C1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた41戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

12月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。