フジヤマハクザン（1999年生、母ファーストアルダン）

フジヤマハクザン（1999年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時13歳）と交配したファーストアルダンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は坂元芳春。戦績は、中央平地1戦0勝、地方33戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2001年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂元芳春から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって735万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

9月5日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビビアンハートから1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のニッコウボーイに6馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のプラスミック賞（園田ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクインキャストから3馬身半差の2着となった。

3歳（2002年）

2月22日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒガシファルコンからアタマ差の2着に甘んじた。

3月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャレードから2馬身半差の2着に敗北した。

4月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

5月15日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレリックジェニインに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

5月28日、中1週で迎えた8戦目は、但東シルク温泉特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスペースマンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のコスモクロスを半馬身振り切って3勝目を手に入れた。

7月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2003年）

1月4日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

1月23日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、サンライズ淡路特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月19日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた14戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、みついし昆布特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月8日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた15戦目は、錦鯉の町やぶ特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月21日、中1週で迎えた16戦目は、ミッドサマー特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で成清幸紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンボリシャイアンを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

8月13日、中2週で迎えた17戦目は、静御前特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で成清幸紀騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた18戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、赤松円心特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月30日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、近江米特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2004年）

4月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジョーノルドピレンに9馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

4月27日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上A3（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイユーエンパイアに2馬身の差をつけて5勝目をマークした。

11月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、エフエムあまがさき82.0賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月23日、中4週で迎えた23戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

6歳（2005年）

1月3日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上A2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上A3-1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上A2-2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモニッキーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月1日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上A3-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月12日、中5週で迎えた29戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成清幸紀騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキーファクターを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5月18日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上A2-1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で成清幸紀騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた32戦目は、丹波茶特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上A2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた34戦目は、キリン一番搾りカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は成清幸紀騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。