クリスタルゴールド（2020年生、母ヒメスズラン）

クリスタルゴールド（2020年4月30日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「金色の水晶」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時14歳）と交配したヒメスズランが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2024年の馬主&紅白歌手純烈酒井一圭生誕記念(一般C2十二)。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月18日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって7着に終わった。

3歳（2023年）

1月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい18着に終わった。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート2000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月2日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

5月28日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

7月11日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったクリノファルコンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、金沢芸妓の舞公演開始記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、ハロウィン賞特別編成（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したヤンチャプリヒメに半馬身届かず2着となった。

11月14日、中1週で迎えた10戦目は、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権11（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワレハカゼノコにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったビーチポジティヴに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた12戦目は、C2十（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4歳（2024年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた15戦目は、被災地へのエールをありがとう賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、馬主&紅白歌手純烈酒井一圭生誕記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンザンタカヒロに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月15日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、福を呼ぶ!招き猫らが綱誕生2周年記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るウインググランダーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を手にした。

11月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた18戦目は、一般C1十六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた19戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトンボをハナ差だけ差し切って雨下の激闘を制した。

12月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（9戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のバスターショットに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

12月17日、中1週で迎えた21戦目は、ぼくらが夜明け甘犬44生誕記念杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（10戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったマヒートに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた22戦目は、サタデーオークション1周年記念（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5歳（2025年）

3月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、湖南賞アッパーチャレンジ特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉田晃浩騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた24戦目は、哲也&夏月HAPPYWEDDING記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で吉田晃浩騎手（13戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオルダージュにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

4月13日、中1週で迎えた25戦目は、今ゲートイン★ゆたみさ結婚生活スタート杯（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で吉田晃浩騎手（14戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた26戦目は、さっきの電話サギかも身近な人に相談しま賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田晃浩騎手（15戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた27戦目は、あーこ★30th記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田晃浩騎手（16戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で吉田晃浩騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた29戦目は、中森杯～りょう&あやか結婚記念～（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で吉田晃浩騎手（18戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホイッスルベイトに3馬身の差をつけて5勝目を手にした。