グランリージェント（2020年生、母クイーンキセキ）

グランリージェント（2020年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大(西)+ダイヤモンド名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドリームバレンチノ（当時13歳）と交配したクイーンキセキが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河日成牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦7勝2着9回。主な勝ち鞍は2023年の第二回ぐえー特別(一般C3 19)。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

9月11日、デビュー戦は水沼元輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水沼元輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

3歳（2023年）

6月17日、約8か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水沼元輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

8月29日、中9週で迎えた4戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサマー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月22日、中7週で迎えた5戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、第二回ぐえー特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイリゼリヴァージュを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、大原幸浩退職記念特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハッキョイに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、ガクシ活躍祈念杯特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のグレイソニックを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。

12月29日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、バイカオウレン特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（3戦3勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

4歳（2024年）

1月16日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイラメールを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を収める

1月30日、中1週で迎えた11戦目は、ユキワリイチゲ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡遼太郎騎手（5戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、びあんど特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡遼太郎騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったサクラカレントを半馬身捉え切れず2着となった。

3月10日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡遼太郎騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡遼太郎騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマベルセブブに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡遼太郎騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったナムラスワガーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、穀雨特別（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岡遼太郎騎手（10戦4勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったロードレイラインに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、立夏特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岡遼太郎騎手（11戦4勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岡遼太郎騎手（12戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したエースレイジングにアタマ差届かず2着に甘んじた。

6月16日、中3週で迎えた19戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（13戦4勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったモメントグスタールに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた21戦目は、琴ヶ浜特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（14戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-6（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（15戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったフレディバローズに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月8日、中5週で迎えた23戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡遼太郎騎手（16戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイキマクスウェルに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月23日、中1週で迎えた24戦目は、宮の前公園特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡遼太郎騎手（17戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタイキマクスウェルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた25戦目は、小金滝特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡遼太郎騎手（18戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディヴァーザウェイに4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

10月26日、中2週で迎えた26戦目は、一般B2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡遼太郎騎手（19戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のユメノサキをアタマ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、梼原川特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したタイキマクスウェルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、仁淀川特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（20戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた29戦目は、鏡川特別（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（21戦7勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

5歳（2025年）

1月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般A B（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（22戦7勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般A B（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡遼太郎騎手（23戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた32戦目は、ウツボ特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡遼太郎騎手（24戦7勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた33戦目は、四国の畜産物特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡遼太郎騎手（25戦7勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。