フレディバローズ（2018年生、母バートラムガーデン）

フレディバローズ（2018年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時7歳）と交配したバートラムガーデンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

4月17日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

5月29日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

8月1日、中8週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は失速してしまい14着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゼンダンツバキに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のザリナイランに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月7日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、一般C32 C41（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

4歳（2022年）

1月25日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のランペロニキに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

2月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンワラワラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月8日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のタカミズに3馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月31日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月26日、中7週で迎えた12戦目は、一般C2二（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイクノスカイに3馬身の差をつけて優勝

9月9日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサツキジャスミンを豪脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた17戦目は、人生は、予想以上だ。賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（8戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5歳（2023年）

1月24日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（9戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のタカノドリームに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月23日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（10戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のトニーヒアロに1馬身3/4の差をつけてファンの高評価に応えた。

7月14日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（11戦6勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた21戦目は、湘南BBQ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（12戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月7日、中4週で迎えた22戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（大井ダート1000m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のビーアップに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（2024年）

1月25日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

3月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3-3（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったアイアンムスメに詰め切れず、3馬身差の2着となった。