テイエムサツマオー（2002年生、母テイエムシャルマン）

テイエムサツマオー（2002年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋薩摩王」。毛色は青毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時17歳）と交配したテイエムシャルマンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地6戦0勝、地方33戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の一般C13。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

2月5日、デビュー戦は北村浩平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた2戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

4月2日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

8月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐久間寛志騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は北村浩平騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた6戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

11月16日、中6週で迎えた7戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月22日、連闘で迎えた8戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハーロンフォンテンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1300m 小雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中0週で迎えた11戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルフェローに半馬身の差をつけて2勝目を収める

4歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノビームに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

1月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードルノンから1馬身半差の2着に敗北した。

2月15日、中2週で迎えた14戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルフェローから1馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中8週で迎えた15戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた16戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のロードプラネットをクビ差制して勝利を手に入れた。

5月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（8戦3勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングホマレをアタマ差制して5勝目を掴み取った。

7月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、えびの特別（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた23戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた24戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（9戦4勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた25戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（11戦4勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（12戦4勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（13戦4勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワプレシャスに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月8日、連闘で迎えた29戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた31戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（14戦5勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（2007年）

1月10日、中5週で迎えた32戦目は、一般C22（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（15戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

1月23日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（16戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコーリリーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月7日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた34戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノマジカルから2馬身差の2着に敗北した。

2月14日、連闘で迎えた35戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた36戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた37戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた38戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスビッグボーイに1馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。

4月28日、中5週で迎えた39戦目は、大崎場外開設記念馬特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（17戦6勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。