ゴールドグランプリ（1987年生、母フジヤフクシン）

ゴールドグランプリ（1987年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のインターグランプリ（当時10歳）と交配したフジヤフクシンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は古沢牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方20戦11勝2着7回。主な勝ち鞍は1991年の一般B2。

経歴

デビュー前

荒川嘉幸厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1989年）

12月27日、デビュー戦は平沢則雄騎手を鞍上に据えて、3歳（宇都宮ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は441kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノシスコに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1990年）

7月2日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた2戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスピールビーに6馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグンザンホークに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコウカイザーから半馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコウカイザーからアタマ差の2着に甘んじた。

9月30日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエスタンヒルからクビ差の2着に甘んじた。

10月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノリトルをハナ差制して4勝目を手にした。

10月31日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノリトルに6馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

11月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平沢則雄騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカントウオーカンからハナ差の2着に甘んじた。

12月2日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で平沢則雄騎手（10戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミススピードに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

12月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で平沢則雄騎手（11戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコンダクターに1馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

4歳（1991年）

1月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で平沢則雄騎手（12戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブユウモニターに6馬身の差をつけて8勝目をマークした。

2月28日、中6週で迎えた14戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で平沢則雄騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌケーボーイに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月9日、連闘で迎えた15戦目は、ふきのとう特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で平沢則雄騎手（14戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のライトニングスターに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月10日、中4週で迎えた16戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で平沢則雄騎手（15戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトニングスターから半馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で平沢則雄騎手（16戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパービルに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で平沢則雄騎手（17戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリユウソングから半馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中5週で迎えた19戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた21戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、マキシムポイントに交わされて2馬身差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた23戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の陸奥湾特別（函館ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5歳（1992年）

3月14日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

6歳（1993年）

1月3日、約10か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた25戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホーライトから2馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた26戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。