タッカースカレー（1995年生、母ヒカリミススカレー）

タッカースカレー（1995年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスマノヒツト（当時14歳）と交配したヒカリミススカレーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は池添安雄。戦績は、地方43戦17勝2着9回。1999年のさぎそう特別(アラ系4歳以上)に勝利した他、1999年のちくさ高原杯(アラ系4歳以上)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1997年）

9月8日、デビュー戦は小牧毅騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は528kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターアキテルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月9日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアワードリームに4馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のローゼンテンプーに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の市川賞（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1630m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイチノタイトルをクビ差制して4勝目を手にした。

3歳（1998年）

1月19日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤノウイナーから7馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の福姫交流（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤノウイナーからハナ差の2着に甘んじた。

3月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のフクパーク記念（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオリジナルに5馬身の差をつけて5勝目を収める

4月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の菊水賞（園田ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエースランナーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の若葉賞（園田ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンバコールに1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

5月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳ハンデ戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマイクリスに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月16日、中6週で迎えた12戦目は、ちくさ高原杯（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中8週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバージョンタカシに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月14日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の六甲盃（園田ダート2300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（9戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた15戦目は、高砂特別（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小牧太騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の西日本アラブダービー（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小牧太騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンバコールから6馬身差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

2月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、ふれあいの里上月特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で小牧太騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマーキュリサンダーに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

3月16日、中3週で迎えた18戦目は、花・ゆめ・根日女・加西特別（姫路ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で小牧太騎手（13戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマーキュリサンダーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

4月22日、中4週で迎えた19戦目は、アマリリス（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小牧太騎手（14戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた20戦目は、兵庫大賞典（園田ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で小牧太騎手（15戦8勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月16日、中7週で迎えた21戦目は、ちくさ高原杯（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で小牧太騎手（16戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングメドウをハナ差制して勝利数を12に伸ばす

8月13日、中3週で迎えた22戦目は、摂津盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で小牧太騎手（17戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月30日、中6週で迎えた23戦目は、さぎそう特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で小牧太騎手（18戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシンワリュウオーに1馬身半の差をつけて優勝

10月27日、中3週で迎えた24戦目は、白鷺賞（姫路ダート2000m 雨/不良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は20戦連続で小牧太騎手（19戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウターヒロボーイからハナ差の2着に甘んじた。

12月8日、中5週で迎えた25戦目は、園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で小牧太騎手（20戦10勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で小牧太騎手（21戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウミラクルに7馬身の差をつけて優勝

5歳（2000年）

1月18日、中3週で迎えた27戦目は、宝塚特別（園田ダート1870m 晴/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は23戦連続で小牧太騎手（22戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた28戦目は、ウインターカップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で小牧太騎手（23戦11勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズミサチフジから2馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた29戦目は、播磨賞（姫路ダート2000m 晴/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は小牧毅騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月27日、約4か月半の休養明けで迎えた30戦目は、みなぎ特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（24戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドミラルからハナ差の2着に甘んじた。

8月16日、中2週で迎えた31戦目は、摂津盃（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（25戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた32戦目は、オータムカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（26戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンセイマックスから3馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中4週で迎えた33戦目は、デイリー昆陽特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（27戦11勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノメイユウから2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2001年）

7月3日、約9か月の休養明けで迎えた34戦目は、太子ひまわり特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（28戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のランダムオークに3馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

7月25日、中2週で迎えた35戦目は、サマーカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（29戦12勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタカライデンに4馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

8月7日、中1週で迎えた36戦目は、星の都さよう特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（30戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージレディーに1馬身半の差をつけて制した。

8月29日、中2週で迎えた37戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（31戦14勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースパークから1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月25日、中3週で迎えた38戦目は、なら肉用牛農協特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（2002年）

4月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、卯月特別（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（32戦14勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦のフレッシュバージャー特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（6戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ戦のアラ系3歳以上（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小牧太騎手（33戦14勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

11月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた42戦目は、ハンデ戦の中町けやき特別（姫路ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（34戦14勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた43戦目は、サンスポ桜橋特別（園田ダート1870m 雨/重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（7戦3勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。