フレアリングマズル（1998年生、母ヤマノフレアリング）
Flaring Muzzle
1998.05.09
フレアリングマズル（1998年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時8歳）と交配したヤマノフレアリングが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口 明彦。戦績は、中央平地1戦0勝、地方42戦9勝2着6回。2001年のJBCスプリント(G1)で3着に入った他、2000年の全日本3歳優駿(G2)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞3勝を挙げた。
経歴
デビュー前
鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2000年）
5月31日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は530kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリードエンゼルに約15馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。
8月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ6（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のソレキタキタに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦2勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。
9月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのスペシャルウィーク特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のナミに4馬身の差をつけて勝利をモノにする
10月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのエルコンドルパサー特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のビービーダリヤに1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。
11月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのサンデーサイレンス記念（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったムガムチュウから3馬身差の2着に敗北した。
12月13日、中2週で迎えた8戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
3歳（2001年）
1月29日、中6週で迎えた9戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。5頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のゴッドラヴァーに4馬身の差をつけて優勝
2月15日、中1週で迎えた10戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
4月16日、中8週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーシンブリザードに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
5月10日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーシンブリザードに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
6月7日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
7月25日、中6週で迎えた14戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。11着に敗れた。
10月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。
10月31日、中2週で迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、G1のJBCスプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。
11月23日、中2週で迎えた17戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。
12月29日、中4週で迎えた18戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
4歳（2002年）
2月11日、中5週で迎えた19戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1390m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサプライズパワーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を収める
3月21日、中4週で迎えた20戦目は、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアインアインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。
4月10日、中2週で迎えた21戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスピーディドゥに5馬身の差をつけて勝利をモノにする
5月8日、中3週で迎えた22戦目は、G2のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。
5歳（2003年）
5月15日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた23戦目は、地方重賞のエトワール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーサーベルから半馬身差の2着に敗北した。
6月26日、中5週で迎えた24戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた25戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月7日、中3週で迎えた26戦目は、Aiba浦河商店街特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月20日、中1週で迎えた27戦目は、サツカーボーイ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（6戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のナスダックパワーに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
9月18日、中3週で迎えた28戦目は、ゼンノエルシド賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた30戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（8戦4勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。16着に終わった。
6歳（2004年）
4月23日、約6か月の休み明けで迎えた32戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、さくら草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエムグレンから1馬身差の2着に敗北した。
5月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月24日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた34戦目は、地方重賞の八汐賞（宇都宮ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月12日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた35戦目は、県民の日特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月27日、中1週で迎えた36戦目は、ヤマユリ特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小野三夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた37戦目は、わし座特別（宇都宮ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野三夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウエイシャープから2馬身半差の2着となった。
7月25日、中1週で迎えた38戦目は、報知杯（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野三夫騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた39戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小野三夫騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞のカネユタカオー記念（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小野三夫騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月5日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、がんばれ宇都宮競馬特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小野三夫騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた42戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、秋桜（コスモス）（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月17日、中3週で迎えた43戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、狗尾草特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。