シャインタイカン（1997年生、母ナイキユニバース）

シャインタイカン（1997年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時7歳）と交配したナイキユニバースが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方34戦14勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の高田馬場特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

8月5日、デビュー戦は佐藤年毅騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた3戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4歳（2001年）

1月2日、中6週で迎えた6戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた8戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクソードに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた11戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリデンバーから1馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリデンバーをクビ差制して勝利を手に入れた。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

6月16日、中3週で迎えた15戦目は、一般C（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリデンバーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月21日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐川久芳騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーリュウに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月11日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐川久芳騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシノグッドラックから1馬身半差の2着に敗北した。

9月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐川久芳騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルククラシックに6馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

9月29日、中3週で迎えた20戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐川久芳騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた21戦目は、サフラン特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐川久芳騎手（13戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた22戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、かえで特別（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドスキャンに8馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

11月26日、中1週で迎えた23戦目は、風神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（14戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミヨシコレールをクビ差制して7勝目を手中に収めた。

5歳（2002年）

1月7日、中5週で迎えた24戦目は、荒山勝徳騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアクセルターボに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3三四（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフライトチャンプを次元の違う末脚で半馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

2月13日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマルカインチーフに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月22日、約5か月半の休み明けで迎えた27戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったリプルマークに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3一二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホーリーガールに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

9月16日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2五六（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドリバーマンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

10月15日、中3週で迎えた30戦目は、高田馬場特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレオテンドラーを3/4馬身振り切って勝利数を12に伸ばす

10月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったナムラショウブを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6歳（2003年）

6月6日、約7か月半の休養明けで迎えた32戦目は、一般C1十11（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のタカノサンライズをクビ差振り切って久しぶりの実戦を物にした。

7月5日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1五六（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルーケーティングを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って勝利数を14に伸ばす

12月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、フロイデ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒山勝徳騎手（8戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

7歳（2004年）

1月20日、中2週で迎えた35戦目は、荏原特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で荒山勝徳騎手（9戦6勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた36戦目は、三軒茶屋特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で荒山勝徳騎手（10戦6勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた37戦目は、松涛特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で荒山勝徳騎手（11戦6勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた38戦目は、鷺宮特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で荒山勝徳騎手（12戦6勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月20日、中4週で迎えた39戦目は、飛鳥山特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で荒山勝徳騎手（13戦6勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。