スキヤネン（2006年生、母フシミアイドル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、伏木田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって157.5万円で落札された。

岡島玉一厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2009年）

5月6日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、3歳戦のサッポロファクトリー賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のリンクスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のパウケンスカイに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の―1組（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベレンバンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、Aiba登別室蘭開設室蘭民報特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るファストフェイスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月1日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のコウジンキンキに1馬身の差をつけて4勝目を収める

9月15日、中1週で迎えた6戦目は、Aiba琴似開設記念特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコウジンキンキに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、蘭越町おいしいらんこし米特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタケノダイヤモンドに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月3日、中4週で迎えた8戦目は、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦3勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るデンヒルダンスを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って怒涛の5連勝を決めた。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、鵡川カネダイ大野ししゃも特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマサノデリラを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（2010年）

7月15日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、むかわ町穂別地球体験館特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、アルキオネ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったイケノナインに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦のマイネルラヴ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた13戦目は、平取ファンクラブ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったプリモエナジーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた14戦目は、室蘭夜景特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレザントシーズンに6馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、がんばれ!馬産地日高特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルプソワールに約12馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

10月21日、中1週で迎えた16戦目は、JA富川ルシナ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴールドコインに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた17戦目は、北海道えぞ松特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5歳（2011年）

5月4日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた18戦目は、北海道農協軽種馬対策委員会特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、はまなす特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月20日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、門別プロパンガス事業協同組合特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた21戦目は、室蘭カレーラーメン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月18日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、浜菊特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦4勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したテルザトゥルースにクビ差届かず2着となった。

11月1日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のサッポロ金のオフ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月17日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた24戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、浦河ウエリントンファイナルカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。