ジュエルクイーン（2012年生、母プラチナローズ）

ジュエルクイーン（2012年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「宝石＋王妃」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時9歳）と交配したプラチナローズが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方43戦13勝2着7回。2014年のエーデルワイス賞(牝Jpn3)で2着に入った他、2017年、2018年とノースクイーンカップ(牝地方重賞)を連覇するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

5月21日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったタイセイスウォードに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のハイネをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月22日、中4週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジ1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月14日、中2週で迎えた5戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフルールカップ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたステファニーラン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、伸びてきたコールサインゼロ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウィッシュハピネスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月11日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のラブミーチャン記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメモリードルマンを半馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

12月31日、中6週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

3歳（2015年）

1月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒメカイドウを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月14日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

3月24日、中4週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハナノパレードを強烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月21日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、ルージュロワイヤルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月22日、中6週で迎えた17戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は阪野学騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月31日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のビューチフルドリーマーカップ（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったサンバビーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた19戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、ハーツクライ・プレミアム（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオグリタイムに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月18日、中6週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた20戦目は、牝馬限定3歳S1のロジータ記念（川崎ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2016年）

4月27日、約5か月半の休養明けで迎えた21戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、クロフネ・プレミアム（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた22戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイムビヨンドに1馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

6月23日、中3週で迎えた23戦目は、ぴっぷいちご狩り開園特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったタイムビヨンドにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定Jpn3のブリーダーズゴールドカップ（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフルドリーマーカップ（水沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のユッコを半馬身振り切って7勝目を手に入れた。

9月19日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn2のレディスプレリュード（大井ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

10月12日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた28戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた29戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦1勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

12月7日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

5歳（2017年）

4月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた31戦目は、地方重賞のコスモバルク記念（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた32戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート2000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた33戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステファニーランに9馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

7月20日、中3週で迎えた34戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るバラブシュカを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月17日、中3週で迎えた35戦目は、牝馬限定Jpn3のブリーダーズゴールドカップ（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月27日、中0週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた36戦目は、牝馬限定M1のビューチフルドリーマーカップ（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスパンコールをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

10月5日、中5週で迎えた37戦目は、牝馬限定Jpn2のレディスプレリュード（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（7戦2勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月9日、中4週で迎えた38戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（8戦2勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6歳（2018年）

4月25日、約5か月半の休養明けで迎えた39戦目は、地方重賞のコスモバルク記念（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

5月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた40戦目は、HOKKAIDO競馬缶発売特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスカイロックゲートを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月21日、中3週で迎えた41戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた42戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアップトゥユーを自慢の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

8月26日、中5週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた43戦目は、牝馬限定M1のビューチフルドリーマーカップ（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るステップオブダンスを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

10月11日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた44戦目は、牝馬限定Jpn2のレディスプレリュード（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦4勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

11月4日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた45戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn1のJBCレディスクラシック（京都ダート1800m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月30日、中7週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた46戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

7歳（2019年）

1月23日、中2週で迎えた47戦目は、牝馬限定Jpn3のTCK女王盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦2勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。