第2回 ヒダカソウカップ (地方重賞)

レース展開

サンバビーンが馬群を率いる展開、2番手の位置にジュエルクイーンが続く

サンバビーンが単騎で逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にジュエルクイーンが続く。その後ろ、クライリングが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはタイムビヨンドとステファニーラン。その1馬身後ろ、フィーリンググーは中団前め。パシコペンネッタは中団馬群の真ん中を追走。モズマッテタワは中団後方の位置。ココロノママニは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で折り合いに専念するのはドリームダークアイ。後方2番手の位置で力を温存するのはリノワール。どん尻にバカニシナイデヨがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヒダカソウC、ジュエルクイーンが途中で先頭に立ち、そのまま後続を退ける鮮やかな取り口で6勝目を手中に収める

先頭はジュエルクイーンでリードは1馬身。2番手にサンバビーンとタイムビヨンドが続く。その直後、モズマッテタワ、ステファニーラン、リノワールらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走る2番人気のジュエルクイーン。そのままジュエルクイーンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、2番手の位置から矢のような伸びを見せたタイムビヨンドが続き、2着と4馬身差の3着には、4番手の位置から鮮やかな末脚を披露したリノワールが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたステファニーランが入線した。1番人気のサンバビーンは2番手にいたが見せ場なく5着に敗れた。