タニノノスタルジー（2002年生、母タニノビッグネーム）

タニノノスタルジー（2002年6月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋郷愁（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時10歳）と交配したタニノビッグネームが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦3勝2着9回。主な勝ち鞍は2006年の一般C12。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

3月19日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた2戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月4日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた3戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月18日、中5週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

7月30日、中5週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

11月15日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムタマガッタから2馬身半差の2着となった。

11月23日、連闘で迎えた8戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤクモジェネラスに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた9戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスナークルンビニーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中0週で迎えた11戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムムサシから1馬身半差の2着に敗北した。

1月17日、連闘で迎えた13戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムサンビームから1馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサミンフリーダムから半馬身差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた16戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウォーターシドからハナ差の2着に甘んじた。

4月9日、中6週で迎えた17戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラギンリュウからアタマ差の2着に甘んじた。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

5月13日、中2週で迎えた19戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンコンドルから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中0週で迎えた20戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のプラントフレークをクビ差制して1着ゴールを果たした。

6月21日、連闘で迎えた22戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーテンビから6馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で尾林幸彦騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた27戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で尾林幸彦騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュンノチケットから1馬身半差の2着となった。