ビヨンドセンチュリ（1998年生、母トウカイシヤトー）

ビヨンドセンチュリ（1998年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時15歳）と交配したトウカイシヤトーが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、地方32戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

松浦正春厩舎（上山）へ入厩。

3歳（2001年）

10月8日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、3歳C1（上山ダート1250m 曇/良）に出走。馬体重は503kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバルドリューから2馬身半差の2着となった。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳B3（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた3戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（上山ダート1300m 小雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフロムザハートから1馬身差の2着となった。

11月26日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳B（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた5戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2002年）

6月4日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキサスキサスキサスからアタマ差の2着に惜敗した。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーショートンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月25日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月9日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクエンパイアに半馬身の差をつけて制した。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったルシダフューチャーから2馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバルドリューからクビ差の2着に甘んじた。

9月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のユシマノミコサンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月9日、中5週で迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のディーエスダッシュに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月30日、中2週で迎えた16戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5歳（2003年）

6月7日、約6か月半の休み明けで迎えた17戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアクターアブロードに5馬身の差をつけて優勝

7月27日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルシロワインに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

10月18日、中5週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安東章騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクラウンゲッターに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月9日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安東章騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月30日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた26戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた28戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（10戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（11戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（12戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。