ラブミーリバティー（2013年生、母コパノプレゼント）

ラブミーリバティー（2013年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時13歳）と交配したコパノプレゼントが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方27戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2015年のフューチャーステップ。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

8月19日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は514kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、キングニミッツに3/4馬身交わされて2着となった。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボワスリジエに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウノラブをクビ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

11月5日、中4週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

3歳（2016年）

1月28日、中8週で迎えた7戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた9戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月19日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の大鷲特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月24日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦のかるがも特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のチェンジイットを半馬身振り切って3勝目をマークした。

6月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のアプリーレをクビ差振り切って4勝目を手にした。

7月30日、中7週で迎えた17戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた18戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のめいほう高原特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、メディタレーニアンに交わされて2馬身差の2着となった。

9月28日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサーストンデンバーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月19日、中2週で迎えた20戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のマユラウインドに5馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

10月31日、中1週で迎えた21戦目は、うさぎ座特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したナムラリボンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

12月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったインシグニスブルーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた24戦目は、初霜特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4歳（2017年）

1月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトゥルエノに5馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

2月5日、中2週で迎えた26戦目は、一般A2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサクセスコードに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月14日、中4週で迎えた27戦目は、楽天競馬10周年特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、アペックス西日本特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。