ピサノインディ（1997年生、母プチメモリーズ）

ピサノインディ（1997年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のA.P. Indy（当時8歳）と交配したプチメモリーズが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方22戦10勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のフリージア特別(一般B)。

経歴

デビュー前

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

6月24日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた5戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

4歳（2001年）

1月28日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた6戦目は、安藤貴英騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた7戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤貴英騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイトトロに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤貴英騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワタシニチュウモクに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月20日、中1週で迎えた10戦目は、春蘭特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤貴英騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた11戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤貴英騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオヤコウコウから半馬身差の2着となった。

5月10日、中2週で迎えた12戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤貴英騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックストーンに3/4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤貴英騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサムデーに半馬身の差をつけて4勝目をマークした。

6月14日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤貴英騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピージェニーに5馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤貴英騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた16戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で安藤貴英騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーユーザーに2馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で安藤貴英騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトーホウワンダーに1馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

10月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた18戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で安藤貴英騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた19戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーグレイスをアタマ差制して8勝目を奪取した。

12月6日、連闘で迎えた20戦目は、キンカン特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウザンテンユウからアタマ差の2着に甘んじた。

12月21日、中1週で迎えた21戦目は、ゼラニューム特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタイニーアイリスをアタマ差制して雨下の大混戦を制した。

5歳（2002年）

1月13日、中2週で迎えた22戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトレジャーサンに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月6日、中2週で迎えた23戦目は、名古屋競馬場開設記念（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（5戦4勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた24戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた27戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた28戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた31戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた32戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は安藤貴英騎手（12戦6勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた33戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤貴英騎手（13戦6勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤貴英騎手（14戦6勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。