サウンドオブサンバ（1997年生、母マサノジョージ）
Sound of Samba
1997.03.06
サウンドオブサンバ（1997年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時5歳）と交配したマサノジョージが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）猪野毛牧場。戦績は、地方16戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、猪野毛牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
長谷川茂厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（1999年）
11月24日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 雨/重）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンコーラルに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。
12月21日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のもみの木特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3歳（2000年）
2月7日、中6週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキョウスピードに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。
3月13日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリザーブユアホープから3/4馬身差の2着に敗北した。
5月15日、中8週で迎えた5戦目は、3歳戦の牡丹特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーホークに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のカミスドリームをハナ差制して4勝目を掴み取った。
6月26日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
4歳（2001年）
12月29日、約18か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg戻して迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイオーバトルに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。
5歳（2002年）
1月30日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、紅梅特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のインターヴェッタに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月17日、中2週で迎えた10戦目は、早春特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイプルカイドウから2馬身差の2着に敗北した。
3月14日、中3週で迎えた11戦目は、春風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドライオンに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
5月1日、中6週で迎えた12戦目は、春陽特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエスプリキャイーンをハナ差制して8勝目を手に入れた。
5月24日、中2週で迎えた13戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
6月3日、中0週で迎えた14戦目は、ジューンスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
7月29日、中7週で迎えた15戦目は、ベイサイド特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったノースジャックに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
8月22日、中2週で迎えた16戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦4勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。