スマートマリン（2010年生、母コンパス）

スマートマリン（2010年1月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋海」。毛色は栗毛。種牡馬のサムライハート（当時8歳）と交配したコンパスが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。戦績は、中央平地3戦0勝、地方42戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2二。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月19日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

6月23日、中9週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

8月28日、中8週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた10戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒーフーミーチャンをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月21日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベストリッジラインに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月30日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、ニイタカヤマに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

1月4日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、プレドマンシュにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、岩手春風レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウイントゥヘヴンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大坪慎騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で大坪慎騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大坪慎騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたザオウドウ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月26日、連闘で迎えた23戦目は、西谷泰宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷泰宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた25戦目は、つりがねそうレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷泰宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた26戦目は、駒草レース（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西谷泰宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月21日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西谷泰宏騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた28戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサクラジークに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

7月14日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は西谷泰宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた30戦目は、コカ・コーラ賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西谷泰宏騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷泰宏騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた34戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（13戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タケデンエメラルドに交わされて2馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた36戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、唐梅館絵巻レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた38戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、メルシャン・フランスワイン賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた39戦目は、外山藪川そばレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた40戦目は、奥州牛杯（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた41戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月22日、連闘で迎えた42戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のビュレットライナーをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。

12月30日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

5歳（2015年）

1月4日、連闘で迎えた44戦目は、住田町水しぎレース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

1月12日、連闘で迎えた45戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。