ショコラビーナス（1995年生、母カンキヨウトントン）

ショコラビーナス（1995年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時14歳）と交配したカンキヨウトントンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）五丸農場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方35戦7勝2着7回。1998年の肥後菊賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小林義明厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1997年）

6月7日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、馬体重は444kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカトモフラッグに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかえで賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では目立つような脚を使えず17着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた4戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のさざんか賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

3歳（1998年）

1月11日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた7戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

3月22日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

9月6日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた9戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミエノガリバーに3馬身の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。

9月26日、中2週で迎えた10戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリジョイスに半馬身の差をつけて優勝

10月17日、中2週で迎えた11戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の肥後菊賞トライアル（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノアマゾンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の肥後菊賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオーアソシルバーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月12日、中3週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノアチャンピオンから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

1月1日、中2週で迎えた14戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンオウグラスに半馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

1月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本幸次郎騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノアチャンピオンから2馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中3週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本幸次郎騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノアチャンピオンから1馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で迎えた17戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウコンをクビ差制して勝利を手に入れた。

8月30日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた20戦目は、新冠特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロフリークから1馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、中4週で迎えた21戦目は、細原邦央騎手を鞍上に迎えて、中岳特設（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた22戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた23戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、サラブレッド大賞典ステップ（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた24戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた26戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は細原邦央騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシロキタスパートから1馬身差の2着となった。

2月26日、中2週で迎えた28戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた29戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は細原邦央騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月12日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、レオエチゼンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月15日、中2週で迎えた32戦目は、新涼特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた33戦目は、ブルーライト特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、アオイシービーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月8日、中1週で迎えた34戦目は、千代田区特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた35戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、グッドフレンドジョッキー（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた36戦目は、文京区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた37戦目は、墨田区特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた38戦目は、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月28日、中2週で迎えた39戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

6歳（2001年）

1月15日、中2週で迎えた40戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（9戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で納谷和玖騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた42戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。