アントーニオ（2015年生、母ラヴァリーノ）

経歴

デビュー前

2歳（2017年）

10月22日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマニクールに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳500万下のオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2018年）

2月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

9月1日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

10月8日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4歳（2019年）

3月17日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

6月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。

9月15日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

12月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般B7 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラックソーンを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて順当に勝利した。

5歳（2020年）

5月25日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、さきたま古墳群特別史跡記念賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月1日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、サッカーのまち浦和区賞（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のレインボーシャトルに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

9月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のパノラミックに1馬身半の差をつけて制した。

10月30日、中5週で迎えた13戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6歳（2021年）

7月8日、約8か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、子供も大人も安心除菌水e-WASH賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7歳（2022年）

1月4日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るイシノビバーチェを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

2月16日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月25日、連闘で迎えた19戦目は、春の月特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したゲンパチカガヤキを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

3月25日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5月20日、中7週で迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったトレヴァーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月5日、中6週で迎えた22戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では閃光の如き末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月26日、中6週で迎えた23戦目は、やまなみ五湖「丹沢湖」賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゴールドソックスをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

8歳（2023年）

1月4日、約4か月半の休み明けで迎えた24戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、馬い!美味しいふきのとう記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2十（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハツネヘイローを半馬身振り切って7勝目を手にした。

7月4日、中9週で迎えた27戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

8月29日、中7週で迎えた28戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したイージスカフェにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月10日、中5週で迎えた29戦目は、四面楚歌賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシナノホワイトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

9歳（2024年）

1月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、宝船賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

1月17日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた31戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、シュンラン賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた32戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、小江戸特別（浦和ダート1500m 雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月27日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、春の夢特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

4月29日、中4週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた34戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。