エイシンシーマ（1999年生、母エイシンバンビーナ）

Eishin Cima

1999.03.24

エイシンシーマ（1999年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時11歳）と交配したエイシンバンビーナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方17戦17勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

伊藤強一厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2002年）

11月26日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオグリサンロードに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコーリンワンダーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のコーリンワンダーに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4歳（2003年）

2月7日、中4週で迎えた4戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のグレートイーグルに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月3日、中2週で迎えた5戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のキヌガサグロリーに1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

4月23日、中6週で迎えた6戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤマノオトヒメに1馬身半の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

6月23日、中8週で迎えた7戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシルクセンチュリーに1馬身半の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

9月1日、中9週で迎えた8戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のソングフォーミーに2馬身半の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

10月3日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（8戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒカルブレーヴに1馬身半の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

11月11日、中5週で迎えた10戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で川原正一騎手（9戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒカルブレーヴに6馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。

5歳（2004年）

8月31日、約10か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C10 12（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で川原正一騎手（10戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラッキーエイムに5馬身の差をつけて無傷の11連勝を決めた。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川原正一騎手（11戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハマミパワーを半馬身振り切って無傷の12連勝を決めた。

11月23日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で川原正一騎手（12戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスリルに3馬身の差をつけて無傷の13連勝を決めた。

12月15日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川原正一騎手（13戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヘイセイユタカに3馬身の差をつけて無傷の14連勝を決めた。

12月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で川原正一騎手（14戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンダーハートに2馬身半の差をつけて無傷の15連勝を決めた。

6歳（2005年）

5月20日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で川原正一騎手（15戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトゥインクルレディに3馬身の差をつけて無傷の16連勝を決めた。

8月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、立秋特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクレムリンに2馬身の差をつけて無傷の17連勝を決めた。

12月3日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の沓掛特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ビッグジェムに交わされて2馬身差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた20戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のキクノグローリーに1馬身半の差をつけて勝利数を18に伸ばす

7歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

8月12日、約7か月の休み明けで迎えた22戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。