ロイヤルミユキ（1983年生、母ミユキカマダ）

ロイヤルミユキ（1983年5月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時9歳）と交配したミユキカマダが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地26戦5勝2着5回、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の山城特別(900万下)。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月16日、デビュー戦は4歳未出走（小倉芝1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。鞍上は関野弘行騎手。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月29日、4歳未出走（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したトウホールマンにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月8日、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモガミソロンに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月22日、4歳以上400万下の藻岩山特別（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

7月12日、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフセシバオーにクビ差届かず2着となった。

8月10日、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月23日、4歳以上400万下の八甲田山特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月6日、4歳以上400万下（函館芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は猿橋重利騎手。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

10月5日、4歳以上400万下の北野特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月18日、4歳以上400万下（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

11月29日、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のガストロノミーに1馬身半の差をつけて勝利を手にした。

12月6日、4歳以上400万下の芦屋川特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

4歳（1987年）

1月10日、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

1月25日、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩元市三騎手。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

2月8日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したタケノポイントに3/4馬身届かず2着となった。

2月28日、5歳以上900万下（阪神ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクラウンエクシードを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3月14日、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は南井克巳騎手。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

4月29日、ハンデ戦で5歳以上900万下の祇園特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月14日、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒロノハヤテに2馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

6月28日、4歳以上400万下の十勝岳特別（札幌ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したユートスキーを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月4日、4歳以上400万下の積丹特別（札幌ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は的場均騎手。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はライトサザーンと並んで1着同着となった。

7月19日、ハンデ戦で4歳以上900万下の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5歳（1988年）

1月10日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く最後はプリンセスローラと並んで5着同着となった。

1月31日、5歳以上900万下の山城特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマネーバンドルに1馬身半の差をつけて勝利を手にした。

2月27日、5歳以上1400万下の甲南ステークス（阪神芝2500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

3月6日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の鳴門ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

7月12日、ふみづき特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は秋田実騎手。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月2日、盛夏特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月30日、犬吠特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月6日、オクトーバーハンデ特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤賢二騎手。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、キヨフジ記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は松代眞騎手。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月29日、ノベンバー特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。10着に敗れた。