バンブーシャローム（1990年生、母ワカナバンブー）

バンブーシャローム（1990年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパンザー（当時14歳）と交配したワカナバンブーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方43戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は1996年の一般C1。

経歴

デビュー前

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

7月10日、デビュー戦は清水英次騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた2戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったユウキアパッシュに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

10月2日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

12月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg絞って迎えた7戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフェスティブダンスに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1994年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、5歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミストルーンに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴダイキングから4馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴダイキングをハナ差制して3勝目を奪取した。

5月28日、中1週で迎えた12戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋久輝騎手（5戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスティールプライドをクビ差制して勝利をモノにする

10月1日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（8戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファジータイセンから1馬身半差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（9戦4勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（11戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた21戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクレーメルからアタマ差の2着となった。

12月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベビーユニバースからハナ差の2着に甘んじた。

5歳（1995年）

1月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般（水沢ダート1420m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤雅彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプライゴールドに半馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

4月9日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、一般（盛岡ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（12戦4勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（13戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のパンジービッドをクビ差制して勝利を手中に収めた。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（3戦1勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた29戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は三野宮通騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月25日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた32戦目は、セプテンバーカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったローマンテイオーからクビ差の2着に甘んじた。

12月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（14戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーエーシックからハナ差の2着となった。

6歳（1996年）

1月15日、中1週で迎えた39戦目は、銀嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月29日、約3か月半の休み明けで迎えた40戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングファルコンから1馬身半差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村光則騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエルクオーレーに1馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月7日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた45戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は田村光則騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月16日、中1週で迎えた48戦目は、五葉山賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤフェイスからクビ差の2着となった。

9月15日、中3週で迎えた49戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。