ペイシャワールド（2019年生、母バイカオウレン）
Peisha World
2019.04.26
ペイシャワールド（2019年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時8歳）と交配したバイカオウレンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はニシケンフアーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C3 16。
経歴
デビュー前
蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2022年）
3月27日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
4月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。
4歳（2023年）
4月16日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3 16（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のルフィアンキックに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
5月14日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルフィアンキックに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
6月17日、中4週で迎えた5戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキーフラッシュに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
7月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、一般C3-9（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡遼太郎騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエターナルフレイムに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
8月13日、中3週で迎えた7戦目は、ヒマワリ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡遼太郎騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、エターナルフレイムに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
9月10日、中3週で迎えた8戦目は、ダリア特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で岡遼太郎騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったブリッツェンシチーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。
9月30日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡遼太郎騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブーケオブアイリスに2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。
10月28日、中3週で迎えた10戦目は、ハロウィン特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で岡遼太郎騎手（7戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったヴォルケニックに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
11月25日、中3週で迎えた11戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、小雪特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトロワシャルムを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。
12月29日、中4週で迎えた12戦目は、年の瀬は木下智史特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（8戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハーツジュニアを半馬身捉え切れず2着に敗北した。
5歳（2024年）
1月24日、中3週で迎えた13戦目は、室戸三山特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（9戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
2月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったアバンダンスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
2月21日、中1週で迎えた15戦目は、落合橋特別（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡遼太郎騎手（11戦5勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
3月12日、中2週で迎えた16戦目は、二十三士公園特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡遼太郎騎手（12戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のワイドカントをクビ差振り切って7勝目を手中に収めた。
デビュー前
中西達也厩舎（高知）へ入厩。
3月26日、デビュー戦は岡遼太郎騎手を鞍上に据えて、一般B3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。
4月13日、中4週で迎えた17戦目は、一般B3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡遼太郎騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスリーグランドに詰め切れず、1馬身差の2着となった。