ゴールデンパンジー（2003年生、母アサカシャンテ）

ゴールデンパンジー（2003年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時22歳）と交配したアサカシャンテが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）森山牧場。戦績は、地方61戦9勝2着11回。2006年の日高賞(牝地方重賞)で2着に入った他、2005年の白菊賞(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって325.5万円で落札された。

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2005年）

6月18日、デビュー戦は沢田盛夫利騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサイレントエクセルを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

7月17日、中3週で迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマツリダラスカルを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアテストを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月2日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツルマルオーカンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワタリレディーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の白菊賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サイレントエクセルに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた8戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の寒菊賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に敗れた。

12月23日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のバルクを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

3歳（2006年）

4月9日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦の菜の花賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のパワフルビクトリをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

4月29日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サイレントエクセルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月13日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦のやまびこ賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

6月11日、中3週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた13戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

6月24日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサイレントエクセルを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

7月22日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた15戦目は、牝馬限定3歳戦のひなげし賞（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた18戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（14戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた20戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（15戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、白神賞（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月3日、中1週で迎えた22戦目は、秋嶺賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた24戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4歳（2007年）

1月6日、連闘で迎えた26戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた27戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップガイア賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた28戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、クロッカス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた29戦目は、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた30戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、啓蟄特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた31戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は山田崇史騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

5月3日、中5週で迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（16戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したルートマスターを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中5週で迎えた33戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（17戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（18戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（19戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（20戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るセレナガールを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久方ぶりに美酒を浴びた。

9月10日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた39戦目は、一般B3四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアルスードアラジンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた40戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルスペランザをハナ差振り切って5勝目を掴み取った。

10月28日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3一（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイディザートをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

11月11日、中1週で迎えた42戦目は、三陸リアス賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた43戦目は、一般B2三（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギンガスターを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月23日、中2週で迎えた44戦目は、一般B2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のミツアキタッチをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた45戦目は、初夢賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

2月15日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた46戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、しらこばと賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月29日、中1週で迎えた47戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、春麗特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた48戦目は、ハンデ戦の春風特別（浦和ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた49戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、春風特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた50戦目は、マーガレット特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた51戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、国府津特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた52戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、目黒区特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた53戦目は、高麗山特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた54戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のなでしこ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた55戦目は、朝顔特別（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったグリーンベルトに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から25kg減らして迎えた56戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、前沢夏まつりレース（水沢ダート1800m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

8月25日、中0週で迎えた57戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、いわてグリーンツーリズムレース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルソルダネラに3馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

9月13日、中2週で迎えた58戦目は、みやこ秋まつりレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月23日、中0週で迎えた59戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、花巻温泉レース（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた60戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガッサンシャトルに5馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

10月26日、中2週で迎えた61戦目は、馬仙峡レース（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。