スレーター（1996年生、母ミヨノホウセキ）

スレーター（1996年5月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスマコバクリーク（当時11歳）と交配したミヨノホウセキが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）渕瀬ファーム。戦績は、中央平地20戦1勝2着2回、地方27戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の釧路特別(500万下)。

経歴

デビュー前

高岩孝敏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1998年）

10月14日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のヨツカイドーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月1日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦の山茶花特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

3歳（1999年）

1月5日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の新春4才牝馬特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川本裕達騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のユキヤナギ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川本裕達騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川本裕達騎手（7戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、荒山勝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったブルーテンホーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月19日、中4週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の牡丹特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月15日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の水芭蕉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の織り姫特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドパークに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のひまわり特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた14戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまゆり特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の芙蓉特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウリツキングから半馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中4週で迎えた16戦目は、清秋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた18戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のリリーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた19戦目は、六郷橋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2000年）

1月16日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた22戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた23戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターダリウスに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

5月13日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の夏木立特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のオリンピアボーイに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

6月9日、中3週で迎えた27戦目は、夏風特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（9戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月5日、中7週で迎えた28戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月26日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように急駛したが、伸びてきたウインターソング決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月2日、連闘で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたチゴイネルワイゼン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月16日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下の釧路特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のウインターソングをクビ差振り切って5勝目をマークした。

10月21日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

10月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月17日、中6週で迎えた34戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

5歳（2001年）

1月8日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた36戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた38戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた39戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の吹田特別（阪神ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた41戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた42戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた44戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の桃山特別（京都ダート1800m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は原田聖二騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

5月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた45戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の御嶽特別（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月17日、中3週で迎えた46戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の駒場特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた47戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の松前特別（函館芝2600m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。