ヤマイチロマン（2003年生、母マルカロマン）

Yamaichi Roman

2003.05.29

ヤマイチロマン（2003年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時8歳）と交配したマルカロマンが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高橋 忍。戦績は、地方8戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のフレッシュドリーム特別。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

7月20日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノアルテミスから9馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトタケルをクビ差制して初白星を挙げた。

9月15日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のふらのにんじん特別（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレギャラクシーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシップアルーフに5馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

3歳（2006年）

1月1日、中4週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレッシュドリーム特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファッションハートを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月8日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のフレッシュフェブラリー特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。