スズオドリコ（1998年生、母スズミッドビル）

スズオドリコ（1998年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時16歳）と交配したスズミッドビルが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。戦績は、地方22戦13勝2着5回。2001年の北関東オークス(牝地方重賞)で3着に入った他、2001年の白百合特別(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

菅原欣也厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（2000年）

10月20日、デビュー戦は粂川京利騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリシュタインから6馬身差の2着となった。

3歳（2001年）

6月9日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノパートナーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月8日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の白百合特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の北関東オークス（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

11月21日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノアルダンに1馬身の差をつけて優勝

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーエナジーに2馬身の差をつけて優勝

4歳（2002年）

1月8日、中4週で迎えた7戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノパートナーに2馬身半の差をつけて優勝

2月1日、中2週で迎えた8戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリクレバーをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

2月17日、中1週で迎えた9戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で粂川京利騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた10戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で粂川京利騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングモアから3馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中2週で迎えた11戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で粂川京利騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で粂川京利騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシービーパールから半馬身差の2着となった。

6月7日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で粂川京利騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のユメロードフウジンに4馬身の差をつけて優勝

7月8日、中3週で迎えた14戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で粂川京利騎手（11戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフレイズシュートに9馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

7月21日、中1週で迎えた15戦目は、ルビー特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で粂川京利騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルヒカルに5馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

9月2日、中5週で迎えた16戦目は、月見草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で粂川京利騎手（13戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレシアンヨーコーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月29日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦の稲穂特別（足利ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で粂川京利騎手（14戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシービーパールから1馬身半差の2着に敗北した。

10月26日、中3週で迎えた18戦目は、オパール特別（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で粂川京利騎手（15戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレザーネックに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月12日、中1週で迎えた19戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で粂川京利騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のブンブクマーチャンに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月30日、中6週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のグランカッパスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2003年）

1月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホウザングラマーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月2日、中2週で迎えた22戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1390m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒカルラポールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす